北朝鮮軍の仮想通貨泥棒

軍隊は国防の為に存在するものと思っていましたが、国家的な泥棒組織がありました。北朝鮮軍です。英語の読める方はどうぞ。

www.technologyreview.com

記事によりますと、国連の安保理事会は北朝鮮軍が北朝鮮政府のバックアップをえて、2017年から2018年にかけて、仮想通貨のハッキングをおこない、6.7億ドルの仮想通貨を盗んだそうです。

北朝鮮が仮想通貨に目を付けたのは、お金の動きが追跡しずらいこと、政府の関与がないためにお金を盗む邪魔が入らないことが理由とされています。

主犯は北朝鮮軍の内部にあるサイバーチームのようです。

記事はだいたいこのような内容ですが、サイバーチームが外国の政府のサイトに入って、情報を盗むことは今まででもありました。また、冷戦時代までは、アメリカのCIAがソ連の偽札ルーブルを流通させようとたくらんだことはありますが、間違いなく敵対国家の転覆、混乱が目的でした。

北朝鮮の場合は、国家ぐるみで、民間の財産を盗むという今までの国家ではありえないことをおこなっているところがすごいところですね。

米ドルの偽札印刷、麻薬取引、拉致、サイバー攻撃による仮想通貨の盗み、国家的な犯罪集団は今後どのような道を歩んでいくのでしょうか。