世界有数のメガバンク、HSBC(香港上海銀行)がFX取引でブロックチェーンを導入します。

英語の記事を読める方はどうぞ。

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記事によりますと、昨年HSBC香港上海銀行)が2500億ドルのFX取引でブロックチェーンを使ったそうです。ただブロックチェーンをつかったのは全体ではなく一部の取引で、手数料、送金効率の向上のために導入をしたそうです。詳細については発表されていないようです。まだ、実験段階に近いようですが、今年には他の銀行もFX取引で導入が始まり、開発にお金をかけてきるので、HSBCも安全を確認したら、より多くの取引に使っていくのではと予測しています。

ここからは私の意見ですが、皆様FXの1日の世界全体のトレードはどれぐらいだか知っていますか。630兆円ぐらい、実をいうと、日本の年間国家予算は100兆を少し切るぐらいですので6倍以上なんです。

現在は実験段階ですが将来的にはFX取引の為替手数料の削減、即決送金の効率化のためにFXのような為替市場に適した技術がブロックチェーンなんです。そこに登場するのはリップルのような送金に特化したブロックチェーンの技術でしょう。そして金融機関が将来的にも使用したブロックチェーンの仮想通貨の取り扱い、もしくは金融機関独自の仮想通貨発行はまちがいなく取り扱われる商品となるでしょう。

それを考えても、現在は小さなステップですが、見逃してはいけないニュースと思いご紹介しました。