マルタの現状
現状のマルタは
1)インターネットゲーム産業の経済規模が14億ドルまで成長、12%のGDPまでになっている
2)マルタの財政は2年連続黒字を記録
3)ブロックチェーンの島として先進的な政策をとり、マルタの政策が国連でいかに問題と対峙するかのスピーチまでおこなうほど順調
しかし、問題は以下があります。
1)マネーロンダリングにいかに対応するか。
2)仮想通貨に対応している銀行が少なすぎる。
3)ヨーロッパのEUの大国はマルタがインターネットギャンブルとマネーロンダリングのハブになっていると怒っているようです。
しかし、現状ではマネーロンダリングの抜け道の国のようになっているようですがマルタの仮想通貨規制当局のおこなっていることは、悪い面ばかりでなく新しい技術を規制下で何とか受け入れようとしていることに対してもっと評価するべきではないかと記事を締めくくっています。
今月の仮想通貨の価格暴落は仮想通貨に対する投資に消極的になるに充分な理由をあたえたかもしれませんが、そんな時こそ、大きい意味で長期の流れを見直すにはいいときかもしれません。これからもマルタのような小国がタックスヘブン的な政策を打ち出して、いろいろな優遇策を考えていきながら、産業育成のためのきちんとした規制を考えていくでしょう。他のニュースでも、タイが東南アジアの仮想通貨のオアシスを政策的に目指している記事を見かけました。現在は、価格の上昇のみならず、安心して投資できるなおかつ個人財産が法的に守られた規制ができるまで長期的に待たなくてはいけない時なのかもしれませんね。
参考資料