最高級の贅沢品と仮想通貨(ブロックチェーン)のWIN WINな関係

アメリカの経済紙FOBESからの引用です。

www.forbes.com

皆さんの家の屋根裏、物置やストレージにはルイビトン、コーチ他、最高級ブランドの品物が眠っていませんかという問いかけで記事は始まっています。そこで、でもそれが本物かの証拠はあるのでしょうかという疑問を投げかけています。

こちらでは、ニューヨークにあるコピー商品の違法販売を例に出していますが、皆さんも、旅行先で通常の値段より安い金額で高級品を買ったことがあると思います。得をしたと思ったら偽物ということはありますよね。

みなさんはどのようにして本物、コピー商品をみわけていましたか。結局旅行慣れして、まがい物に多く接していないと目が養われなかったのが現実です。

 

でも、これからはブロックチェーンによる技術で以下の改善ができるようになったことを記事で書かれています。

 

1)商品の適正価格

現在の高級品の問題は、みんないくらが適正価格かわからないことです。そこで、高級品を売る加盟店店舗が適切な価格を表示していくことによって、価格の情報を消費者に与えることができるようになること。また消費者からもどこに旅行してどこで商品をいくらで得たかの情報をブロックチェーン上の情報で提供することによって、適正価格の透明化が図ることができるようになることがブロックチェーンでの適正価格表示につながります。

2)偽造品の認識

記事の寄りますと、高級偽造商品の被害金額は年間4500億ドルの市場に上るそうです。ブロックチェーンの技術によって、今までは目利きという不安定なやり方で見極めていたやり方が改善されると書かれています。シリアルナンバーバーコード等で資材の調達、製造工場、生産過程がブロックチェーン上で確認できるようになったら、確かに簡単に偽物かわかるようになりますね。

また、偽造品で悩まされているダイヤモンド市場でもブロックチェーンによるシリアルナンバー付けによって、天然のダイヤモンドと人工ダイヤモンドを区別できるようになります。年間720億ドルの市場の問題解決に大きく寄与できると考えています。

 

ただ、まだこれらの情報を消費者が簡単にアクセスできないのが問題だそうです。しかし、これを改善することによって、購買時に裕福層がブロックチェーンの技術を使って商品の選別、適正確認を行うようになり、そのまま支払いオプションを仮想通貨で選ぶようになるのも時間の問題でしょう。高級品市場の支払いがクレジットカードでなく仮想通貨となった時、通貨の流通量と価格上昇は間違いないのではないでしょうか。