ブロックチェーンと難民

今回の記事は仮想通貨の価格とは全く関係ありませんが、ブロックチェーンの技術がいかに弱者(難民)を助けるかの話です。英語の読める方で興味がある方はどうぞ。

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こちらの記事によりますと、国連難民高等弁務官事務所の調査によりますと、世界に難民と認定される人は2500万人以上いるそうです。彼らは、故郷を追われるどころか人権も蹂躙されている状態です。

改善方法の重要点は、どのようにして難民の医療、教育、財政を改善できるかです。

その前に難民はIDすらもっていません。IDがないゆえに、上記のサービスのみならず、上記サービスを受ける記録すらないのが一番の問題です。

それを救えるのがブロックチェーンではないかということです。

ブロックチェーンの非集中型のシステム、どのパソコンからもいれられるブロックチェーンのシステムで、例え本人が場所を移動しようとも、世界のどこからでもインターネットさえあれば、本人が確認できるわけです。そして、ブロックチェーンを使った個人のIDをもとに援助(生活保護、寄付金の送金、個人の健康記録を元にした医療行為)を受けられ、なおかつ、個人の能力の記録もインプットできることによって、適した移民への道も開けるからです。

ブロックチェーンは難民を助ける完ぺきな方法ではないかもしれませんが、間違いなく弱者を助ける一つの有効なツールであることは間違いありませんね。私たちは仮想通貨で儲けたいという気持ちで、少しでも情報を得ようとしていろいろな記事を読んでいます。しかし、皆様のブロックチェーンで儲けたいからお金を投資する=ブロックチェーンの発展に投資する=難民の生活改善に役立つ。こうなっているのはまちがいありません。無駄な寄付をおこなうよりも、副産物ではありますが、けっして悪いことをしているわけではないと思いますが皆様、いかがお考えですか。