発展途上国の貧困層と仮想通貨。もしかしたら仮想通貨流通の起爆剤?

ベネゼエラの貧困層のヘクターさんの家族の自由とベネゼエラ政府との闘い。=仮想通貨がいかにして貧困のヘクターさんお食料を買うことを助けたかの記事です。英語を読める方はどうぞ。

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まづはベネゼエラのおさらいです。

1)石油資源が非常に豊かできちんとした政府であれば国民は豊かに暮らせる国。

2)政府発行で仮想通貨のペトロを発行、でも、自国民には規制をかけてペトロを購買できない。

3)現在ハイパーインフレーション中で、自国通貨のボリバーは年25000パーセントのインフレ。

4)ひどい独裁国家で、国民は政治経済で自由がない。貧困の中で暮らしている。

 

このような状態の貧困層のヘクターさん家族は外貨もあるわけでもなく、あぶく銭もあるわけでもなく食料を買うことも出来ないぐらいの貧困に陥りました。そんなヘクターさんは寄付により、自分のウーォーレットに0.5ナノもらいました。その感謝をREDDITというところに感謝の書き込みをしました。5日後、寄付金が増えてナノが360まで増えて、ドルにすると$950ドル。その仮想通貨で食料を買いに行きました。

現在ベネゼエラの国民は自国通貨が信用ないので、仮想通貨のエアードロップ等をとうして仮想通貨の貧困層、一般層の使用が増えているそうです。もらったエアードロップでもらった仮想通貨をすぐに通貨に換えて買い物に行く人が、海外から帰ってきた人が仮想通貨を海外でかってきたり、ドル等の基軸通貨を持って帰ってきて保持するののと同様に増加しているそうです。

ここでの問題はベネゼエラ政府は仮想通貨での食料の購買、また食料品店での闇価格での購買を禁止しているそうです。戦後の日本のヤミ米ではありませんが、みつかると没収ということだそうです。

このような政府を持った国民は、いままで食料、生活圏でコントロールされて反政府運動などできませんでした。しかし、ヘクターさんは今回の仮想通貨での、自国通貨以外での生活の方法を経験したことによって、自由のない独裁政治に立ち上がる気持ちが目覚めました。仮想通貨の流通が自由と民主主義をもたらし、そして独裁者を蹴っ飛ばす起爆剤となりえる例として記事に上がっています。

あとは、貧困層発展途上国だからこそ、仮想通貨を使うという新しい流れができると考えると、これからの仮想通貨の基軸となるビットコインイーサリアム等いくつかのコインの流通量と価値がまだまだ上昇していくということではないのでしょうか。

世界に自由が広がり、より多くの貧困層が仮想通貨を使い始める。そうなると、発展途上国の通貨は仮想通貨となる可能性もありますね。これからの間室の状態ではありますが仮想通貨の価値が驚くほど上昇していくのかもしれません。