アジアの仮想通貨の中心地へ:フィリピンのカガヤン経済特区の挑戦

数日前の記事で読んだ方もいるかもしれませんが英語の読める方はどうぞ。

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記事によりますと、フィリピン政府のバックアップのあるカガヤン経済特区は日本、韓国、豪州の企業を誘致して、アジアのシリコンバレーでなく、クリプトバレーの創設を目指すそうです。また、許可を得ていない企業をカガヤン地域から排除するなどして、安全な投資先としてカガヤンが成り立つような政策も取っているそうです。

カガヤン経済特区ブロックチェーンフィンテックの会社誘致のみならず、カガヤンにブロックチェーン、フィンテクの総合大学を誘致して、人材の育成も合わせて行っていくのがクリプトアジアの計画の中に入っているそうです。

現在、カガヤンの経済成長は非常に高く、カガヤンに投資して会社を設立した会社の売上は昨年とくらべても、今年の1月~9月の間で倍になっているそうです。これらの成長は他の会社でも同じようにみられ、今後5万人の新しい雇用を生むとカガヤン経済特区は考えているようです。

現在、レアアースという会社がトークンの販売を開始するそうです。そのトークンもカガヤン経済特区の規制をきちんと遵守しての発行になるそうです。また10月には新しくカガヤン経済特区に参入する19社が選ばれたそうです。

また、現在、許可を得ていない会社がカガヤン経済特区に違法に活動を始めていることも書かれています。

ここからは私の意見ですが、許可なしに事務所を構えている会社があるということは、もちろん、カガヤン経済特区で許可を得たふりをした詐欺もあるかもしれませんが、許可を得る前からして営業を始めたいぐらい魅力的な場所になっているのかもしれませんね。米国の植民地であったフィリピンは英語が喋れる人材がおおい、ITにはうってつけの場所です。先進国の規制から外れた高度成長が望めるこのような街から出る、仮想通貨でもおもしろい通貨が出てくると思われます。今後も追いかけていった方がいい町ではないでしょうか。