ビットコインが失敗国家の法定通貨の完全な代替えになれない理由。
ハイパーインフレーション、腐敗した国家の発行する通貨はまちがいなく紙切れですが、ビットコインがその通貨の代わりの役目を果たすにはまだまだ役不足のようです。
記事によりますと、ベネゼエラでは確かにビットコインの取引が記録的なレベルのは到達しながら紙くずの法定通貨、ボリバーの代わりにはまだ到達出来ていないという内容です。
理由は高級品は確かに買えるようになってはいますが、日々必要な食料品等の生活必需品を買うことがまだできていないためであるということだそうです。
ビットコイン他、仮想通貨はクレジットカード会社が開拓した、小売店舗への開拓をより一層励まないと、なかなか広がっていかないのかもしれませんね。
先月 ビットコインのATMが300台以上設置されました。
4月、世界で307台のビットコインのATMが設置されました。
https://www.rttnews.com/story.aspx?Id=2999239
記事によりますと、100台以上のATMも閉鎖されてはいますが、それを上回るATMの設置があったようです。一番設置されたのはアメリカです。155台が新しく設置されたそうです。2位はドイツの11台だそうです。
リヒテンシュタインは3台あったすべてのATMが閉鎖されたそうですが、現在世界77か国でビットコインのATMがあるそうです。
詳しい場所は以下でみてください。
スターバックスとブロックチェーン
スターバックスコーヒーもブロックチェーンを使ってコーヒー豆の生産からお店での提供までの透明化を図るようです。英語の読める方はどうぞ。
https://www.coindesk.com/starbucks-to-track-coffee-using-microsofts-blockchain-service
今回のスターバックスのブロックチェーンはマイクロソフトが提供するようです。これでお店で飲みながら、コーヒーがどこで生産され、どこでローストされたを確認できるようになるそうです。
2018年現在、スターバックスと取引するコーヒー農家は世界で38万家あるそうです。さすが、世界的なチェーン店ですね。
1990年前半まで、アメリカではなかなか美味しいコーヒーが飲める店がありませんでした。そこで広がったのがスターバックス。大学生だった私はスターバックスのコーヒーがテストが終わった夜の楽しみとなっていました。そして日本に帰国しなくてはいけなかった時、大量に豆を買って帰りました。癖になるコーヒーの味だったんです。90年代後半、二度目のアメリカ生活時になるとアメリカの大都市にはすべてのコーナーにあるほどスターバックスが広がりました。そして銀座に進出、それからすごい勢いで、アジアの国にいっても見かけるぐらいの世界的な大チェーンになりましたが、これだけ大きくなると良質のコーヒー豆を手に入れることと、品質管理は非常に困難なことと思われます。それを管理するためにもブロックチェーンの活用は避けては通れないことなのではないでしょうか。
世界的な食品会社とブロックチェーン
カナダとシンガポールの国立銀行同士のブロックチェーンを使った送金実験がうまくいったようです。
将来的には国家間の国際決済はブロックチェーンに移行することは間違いないでしょうが、それを速めるニュースです。英語の読める方はどうぞ。
記事によりますと、シンガポールの財務省とカナダの国立銀行がブロックチェーンを使った送金実験に成功したそうです。
現在の国際送金は費用、時間もかかるので、今回の成功がシンガポール、カナダ間の国際決済をブロックチェーンを使った送金方法に移行しやすくなったということでしょう。
また記事にはシンガポールが現在、中国やインドとのフィンテック技術での提携が行われている記事の紹介も含めて記事を締めくくっています。
ブロックチェーンの国家間の導入はまちがいなく今後も増えていくでしょう。それによって仮想通貨の導入の障害もどんどん減っていくのではないでしょうか。
FACEBOOKが独自の仮想通貨導入寸前
NZヘラルドの記事です。アメリカのウォールストリートジャーナル他の記事からの引用ではありますが、FACEBOOK内の支払い機能で仮想通貨の導入がまじかのようです。
https://www.nzherald.co.nz/technology/news/article.cfm?c_id=5&objectid=12227547
まだ、公式な発表はありませんが、NYタイムス他、最近のFACEBOOKの動きをみて、そろそろではないかという記事です。
ソーシャルネットワーク上での販売が始まるとしたら、AMAZONのような会社とどのような競争がはじまるのか非常に興味がありますね。