サウジアラビアとUAEの共通仮想通貨ABERの導入がはじまります。
国家プロジェクトの仮想通貨、Aberが導入されます。英語の読める方はどうぞ。
記事によりますとサウジアラビアの金融当局とUAEの中央銀行が合同で仮想通貨Aberの導入を決めたそうです。概念実証の為に最初は限られた両国の銀行間での取引となりますが、将来的にはお互いの送金の効率化、経費削減に使う予定のようです。
現在、イランでもリアとリンクされたステーブルコインの発行も発表されています。中東の2大勢力での分散化台帳を基にした仮想通貨競争が始まることを記事の締めくくりで紹介しています。
私の意見になりますが、
イラン=中国、ロシア、ベネゼエラ等、反米、経済封鎖突破のために仮想通貨導入実験
これに対抗するために
サウジ、UAE=親米国家の仮想通貨導入
というのが現在の国際関係の縮図です。米国のバックアップを受けられるサウジ、UAEのAberの方が国際通貨として、少なくとも中東地域での政策的に国際貿易で扱われるのではないでしょうか。