世界で3か国目:マレーシアがビットコインを合法化しました。

仮想通貨に関して暗いニュースの中で、明るいニュースです。英語の読める方はどうぞ。

cryptodaily.co.uk

記事によりますと、マレーシアの中央銀行マネーロンダリングとテロリストの仮想通貨使用の規制を今年の終わりまでに制定して、ビットコイン、仮想通貨を合法化することを決めたようです。記事では3つの定義を挙げています。

1)なぜ、マレーシア政府がこのような決定をしたのか。

2)この決定にどのような影響があるのか

3)なぜ、今まで厳し態度を示していた中央銀行が今になって合法化したのか。

マレーシアの現状は多くの専門職の外国人が働いていて、彼らの母国に送金をするのが通常でした。そしてマレーシアドルの価値は以前より下落しています。(米ドルに対して2%ほど)。そんな中で、マレーシア政府は外国人の専門職の人たちに今までとは違う送金方法を提供してあげようという政策でもあるそうです。また、専門家から見ても、今回の中央銀行自体がビットコインをきちんとした規制下において合法化するという政策によってこの地域でマレーシアが次の仮想通貨のハブになることを可能にするそうです。そして合法化によって多くのマレーシア人もビットコインを使い始めると予想しています。また今回の政府の決定で多くの人がマレーシアに仮想通貨の取引に関するビジネスに投資を始めているそうです。このような投資を集めるのはきちんとした規制を政府が設置し、政府が仮想通貨を合法であるとしない限りできない投資を行っているそうです。

ここからは私の意見ですが。記事にもかいてありますが4年前にはビットコインを通貨としては認められないと言っていたマレーシアの中央銀行も、規制をかけるよりも現在の国の経済成長と合わせて仮想通貨の世界でも高度成長を目指していくことにしたのでしょう。早めにきちんとした規制をかけて、中央銀行発行以外の通貨を認めるのはたしかに国としてはなかなか決断できないかもしれませんが、国民、住民の財産、安全を保護する以上に国が国民に影響を及ぼすことは投資の忌避につながることを肝に銘じていかない国家は衰退していくのではないでしょうか。