アフリカ最初のブロックチェーン、DéMars(DMC) 、これから主要な仮想通貨にあがってくるかもしれません。

現在開発中ではありますが、モバイル用のブロックチェーンだそうです。将来性がありそうなのでこちらでご紹介します。英語の読める方はどうぞ。

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記事はアフリカで一番最初に開発されたブロックチェーンDMCについてです。

DMCはモバイル用のブロックチェーンの技術で、ビットコインイーサリアムリップルの使用をあきらめて造られたブロックチェーンだそうです。アフリカの貧困層サハラ砂漠南以降の銀行口座をもたない人たちの送金手数料を減らすために作られたブロックチェーンで、2021年までには実用を目指しているそうです。

現在、サハラ砂漠南以降の貧困層は17億人の銀行をもたない貧困層が年間450億ドルの送金を行っているそうですが、送金手数料が10%~20%もかかっているそうです。貧困層から貧困層への送金であるのにもかかわらず、世界で最も高い手数料を払わされているそうです。

現在サハラ砂漠から南の国のモバイル電話、モバイル口座の利用は増加していて、モバイルでの送金が199億ドル、世界の63%を担っているそうです。

この送金産業は1日10億ドルのお金を送金を経験し、年24億ドルの収益を上げたそうです。それのみならず、送金料金の大幅な削減もDMCによって可能になり、貧困層の手助けにもなると予測されています。

ここからは私の意見ですが、将来的にはサハラから南の国への送金もこのブロックチェーンのアプリを使って、ヨーロッパから送金されるようにもなるでしょう。銀行口座を持つ前に、モバイル口座によってお金をもらえるようになったら、固定電話を持つ前に携帯を所有したアジアの発展途上国の国民と同じように、例え、国が経済成長があっても、銀行口座保持よりもモバイル口座への支払いや送金が当たり前になるでしょう。そして、海外で出稼ぎで稼いだお金をこのブロックチェーンの発行するトークンにしておけば、送金手数料のみならず、為替での手数料もなくなります。また、このトークンで商品を販売する人も増えるでしょう。

銀行口座を持たない人たちの為のブロックチェーンのモバイル送金に目をつけて造られたDMCは今後、ICO後の莫大な流通量で価格の上昇が期待されると思われます。まだブロックチェーンの導入の話ですが、今後もDéMars(DMC)の記事が出たら、目を通しておいた方がいいのではないでしょうか。