インド政府が仮想通貨を禁止する中、民間企業が仮想通貨のATMを30台設置していくそうです。

政府の仮想通貨禁止にもかかわらず、民間企業がATMの設置を行ったようです。

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いくら仮想通貨とは言え、国家の金融政策に反してATMの設置が可能なのでしょうかという疑問もでますよね。記事によりますと、最初のATMはバンガローに明日から設置され、ムンバイ、ニューデリーと3都市で30か所の設置を仮想通貨取引所

UNOCOINが行うそうです。取引条件は最低金額が1000ルピー(13ドル57セント)で500ルずつの単位でやっていくそうです。現金を引き出すことも、納めることも可能なATMだそうです。現在バンガローを拠点として取引所は120人の人が働いているそうで、2013年以来 延べ130万人、20億ルピーの取引をおこなったそうです。

インド中央銀行が仮想通貨の取引を禁止したのになぜと思うでしょう。答えは、今回のATMは銀行と提携していないATMだから可能だそうです。そんな抜け道があるのか理解できませんが。

どちらにしろ、今後も仮想通貨を禁止する国ではこのような抜け道を使って仮想通貨のサービスを行う会社がでてくるのかもしれません。結論としては、仮想通貨はどんなに政府が規制をかけても、インターネット上で取引できるために、1か国ではどうやっても規制できないということでしょう。

仮想通貨の禁止は現実的に不可能であることを証明したような記事ではないでしょうか。