未来の銀行は現金(FIAT CURENCY)と仮想通貨の預金を取り扱うのかもしれません。

スイスのUBS銀行の元CEOが新しい会社、SEBA Crypto AGをスタートしました。

新しいスタイルの銀行です。

英語の読める方はどうぞ。

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スイスのクリプトバレーにあるSEBA Crypto AGという会社は現金預金と仮想通貨の預金サービスを一緒に扱える創設の銀行の為に1億フランあつめました。

業務の内容は通常の銀行業務を仮想通貨でもおこない、部署によってはICOをサポートする業務もふくまれるそうです。

現在、仮想通貨の会社は仮想通貨と通常の現金取引をおこなう銀行との連動がうまくいってないので、そこで苦労する場合が多いそうです。

例えば、ブラジルでは、銀行が仮想通貨業界の融資を制限することによって、独占禁止法に触れていないか調査中ですし、そのためか、フランスではICOを行うグループがきちんと金融機関から必要な資金を借りれるように保護を法的に入れているようです。

現在スイスの金融監督庁とライセンスの交付に向けての打ち合わせが行われています。また、ライセンスの許可がとれたら、シンガポール、他の欧州地域でも広げていくために1億フラン以上のお金をあつめるつもりのようです。

ひとまづ、1億フラン(1.03億ドル)は銀行の運営と、投資家の保護に使うそうです。

ブルーンバーグもこのニュースを流していて、短期での乱高下が問題にされたとしても長期での有効性が勝ると好意的に報道されています。またこの銀行は今までの仮想通貨と中央銀行発行のFIAT CURRENCY化の貨幣経済のギャップをうめるのみならず、仮想通貨と貨幣経済の融合になると結論づけられています。

 

通常の銀行が仮想通貨のサービスを取り扱うようになれば、1つのキャッシュカードで銀行のATMでも仮想通貨を卸せるようになるのでしょうし、振込でもできるようになるでしょう。そうなったときの仮想通貨の流通量に多大な貢献をしてくれるプロジェクトが始まったのではないでしょうか。