サムソンのスマホS10の仮想通貨ウォーレットが仮想通貨の統合を促進する?

サムソンのスマホ、S10の仮想通貨用のウォーレットの導入が、サムソンの正式発表前から話題となっていますが、スマホでのウォーレット導入がポジティブな意味で仮想通貨の統合を促すのではという記事です。英語の読める方はどうぞ。

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記事によりますと、サムソンペイ(韓国NO1のキャッシュレス支払いサービス)と絡めたサムソンスマホS10のウォーレット提供が今後の仮想通貨業界にいい意味での統合、仮想通貨の価値を上げるのではという内容です。

世界でもっともキャッシュレスがすすんでいる韓国にはサムソンペイのユーザーが1000万人いるそうで、仮想通貨のウォーレットと絡めることによって、急速に仮想通貨での支払いが進む可能性があるそうです。

それと一緒に、いくつもある仮想通貨の生き残り、つまりサムソンペイで使ってもらえる通貨に選ばれるように仮想通貨統合が起こる可能性をほのめかしています。

仮想通貨の統合は、 ビットコインとスクエアーキャッシュがいい例で、スクエアーキャッシュの使用増大、ビットコインの流通増大という例をみても今後も統合によって、価値、流通量が増大する仮想通貨が増えていくのではと思われるそうです。

記事の内容は大体こんな感じです。ここからは私の意見ですが、韓国のキャッシュレス化は2016年で総支払の97%近くまで来ているそうです。 最近話題のペイペイやアリペイなどの中国ですら60%です。(ちなみに日本は20%以下)

その中でのサムソンペイに絡んだコールとウォーレットでの支払いサービスは韓国での仮想通貨の支払いを促進することは間違いなく、流通量の増大は期待できるでしょう。

そしてサムソンペイの狙いはやはり、韓国だけでなく、国際的な支払いサービスでしょう。これを促進するサムソンのスマホS10は、サムソン電子のみならず、サムソングループとしての仮想通貨、支払いサービスを使った世界での販売促進なのではないでしょうか。

北朝鮮軍の仮想通貨泥棒

軍隊は国防の為に存在するものと思っていましたが、国家的な泥棒組織がありました。北朝鮮軍です。英語の読める方はどうぞ。

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記事によりますと、国連の安保理事会は北朝鮮軍が北朝鮮政府のバックアップをえて、2017年から2018年にかけて、仮想通貨のハッキングをおこない、6.7億ドルの仮想通貨を盗んだそうです。

北朝鮮が仮想通貨に目を付けたのは、お金の動きが追跡しずらいこと、政府の関与がないためにお金を盗む邪魔が入らないことが理由とされています。

主犯は北朝鮮軍の内部にあるサイバーチームのようです。

記事はだいたいこのような内容ですが、サイバーチームが外国の政府のサイトに入って、情報を盗むことは今まででもありました。また、冷戦時代までは、アメリカのCIAがソ連の偽札ルーブルを流通させようとたくらんだことはありますが、間違いなく敵対国家の転覆、混乱が目的でした。

北朝鮮の場合は、国家ぐるみで、民間の財産を盗むという今までの国家ではありえないことをおこなっているところがすごいところですね。

米ドルの偽札印刷、麻薬取引、拉致、サイバー攻撃による仮想通貨の盗み、国家的な犯罪集団は今後どのような道を歩んでいくのでしょうか。

 

スイスの主要証券取引所がETP(上場投資商品)の中でブロックチェーンを使った仮想通貨の取り扱いを開始

スイスの主要証券取引所のSIXがイーサリアムベースのブロックチェーンを使ったETPを開始したニュースです。英語の読める方はどうぞ。

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現在、この証券取引所は5つの最も流通の多い仮想通貨(BTC, ETH, XRP, LTC, and BCH)を取り扱っています。また、この5つの仮想通貨を担保として取引のサービスを行っています。

また、この取引所はメインの証券取引にもブロックチェーンを導入することによって、業務の効率化もはかって、将来的にはSTOのサービスも含めるつもりのようです。

 

カナダの仮想通貨取引所、創業者死亡の続編

カナダの法廷はクアドリガCXの保護を45日間延長しました。これによって、4月の25日までクアドリガCXは訴訟から逃れられることになりました。

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現状ですと、調査を行っているアーネストヤングの調査が予想以上に時間がかかったこともありますが、アーネストヤングも真相解明に自信を持っていることもあるようです。

また、奥さんが旦那の死後にクアドリガCXを引き継ぐことを拒否したようです。自分自身では会社がどうなっていたのか分かっていないことを理由としているようですが、その理由を疑っている人もいるようです。

今度の法廷は4月18日に行われるそうです。

まだ、核心的な証拠はなにもでてきていませんが、来月までにはまた違う動きがあるのではないでしょうか。ひとまづ現状の報告をさせていただきます。

オーストラリア、北クィーンズランド州のビットコインキャッシュのみの旅

現金を使うことなく、ビットコインキャッシュのみでの旅の様子です。

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画像もありますが、記事によりますと、食事、宿泊、喫茶のみならず、洗濯、ヘリコプターやバイクも借りて適度に遊んでいるようです。それを現金なしのビットコインキャッシュのみでの旅行をおこなった記事とビデオの画像です。

費用も現金よりも安く上がっているようです。また、徐々に仮想通貨での支払いでの生活が改善されているようですね。

英語のサイトの画像をクリックしてみてみてください。

 

 

ロシアに仮想通貨特別経済特区の設置? 

ロシアで、仮想通貨の税金免除の特別区の設置が検討されています。英語の読める方はどうぞ。

cointelegraph.com

ロシアのタス通信によりますと、3月1日にロシアの経済開発省のイリーヤトロボスさん二インタビューしたところ、税金他、ビジネス向け二特別に規制を取り除いた仮想通貨むけの経済特区の検討をロシア政府としてしていることを答えました。ただし、詳細や今後の動きについては意見、発表を控えるとしたそうです。

記事としては細かい詳細はなくここまでですが、トランプ政権の経済制裁がロシアにとってだいぶ堪えているのでしょう。先日もロシア政府から世界最大の金脈が見つかったニュースがありましたが、それからどうなるかはなにもないので対米経済制裁に屈しないというプロパガンダだったのでしょうか。

どちらにしても、反米国家にとっては仮想通貨はドル基軸の世界経済にくさびを打ち込める唯一の通貨であることはまちがいありません。ただ、通貨をコントロールするのは政府でなく市場です。市場の信頼を失った国の通貨発行の旨味を奪うのも仮想通貨なのでロシアはもしかしたら、ミイラ取りがミイラになるパンドラの箱をあけようとしているのかもしれませんね。

カナダの仮想通貨取引所の創業者死亡の謎 続編 クアドリガCXの口座が徐々に解除。

まだまだ完全な解除はおこなわれていませんが、世界トップ4のコンサルティング会社の協力によって、徐々に解明されているようです。英語の読める方はどうぞ。

ethereumworldnews.com

世界トップ4に入るコンサルティング会社のアーネストヤングによりますと、クアドリガCXのコールドストーレージのシステムは2018年の4月以降使われていないのではと発表がありました。現在6つのコールドウーオーレットがクアドリガCXのものと特定されましたが、6つの内5つのシステムは昨年の4月以降使われた形跡がないそうです。 また、1つの使われているウォーレットも送金用で、現在、クアドリガCX保有Kraken、Bitfinex、又はPoloniexのウォーレット中に入っている可能性があるそうです。

この口座の仮想通貨を裁判所の管理下におけば、大幅な損失は削減できるのですが、現在、この発表があったのにもかかわらず、仮想通貨が保管されると名指しされたKraken,Bitfnes,Poloniexからなにも発表がありません。

記事はこんなところです。今まででは暴かれなかった仮想通貨がらみの詐欺が暴かれる可能性が出てきたのかもしれませんね。金融市場の政府介入、規制はよくないと大学で習ってまいりましたが、やはり詐欺集団から個人財産を守るためにはある程度の規制を処罰を定めた規制がいるのかもしれませんね。