バンクオブアメリカとブロックチェーン

今朝のニュースでミズホ銀行がデジタル通貨の導入を3月に決めたニュースもありました。海外のバンクオフアメリカが新しいブロックチェーンのパテントを獲得しました。

外国の大手の銀行の動向紹介です。英語の読める方はどうぞ。

futurism.com

記事によりますと、アメリカの大手銀行のバンクオフアメリカがブロックチェーンの技術を使ったATM運営のパテントを獲得したそうです。今回のブロックチェーン関連のパテント取得は50を超えたそうです。

もともと、ブロックチェーン技術は銀行業務を奪うとして消極的であったバンクオブアメリカですが、今では自分たちを遅れているとして危機感をもってパテント、技術の開発に懸命になっているそうです。

今回のパテントは2017年の6月に取得したATMでのお金の流れの記録改善に関するパテントで、また、バンクオフアメリカのATMをお金を卸すだけでなく、テレビ電話の使えるようにして、楽しい場所にかえることを考えているようです。

また、アメリカの銀行業務も変わりつつあるそうです。現在、バンクオフアメリカとライバルのウェルスファルゴ銀行では第3者が他人の口座に現金預金ができなくなっているそうです。また、バンクオフアメリカに至っては、自分自身の口座であっても、ATMで、現金預金ができなくなっているようです。

他の記事を読んでみますと、今回のパテントですと、送金記録の加速のみならず、デジタル上での処理によって今まで程、バンクオフアメリカも各支店に現金を輸送しなくてよくなるのも利点のようです。このやり方で行くと、自社のデジタル通貨を現金とペッグさせて、自社で顧客内での支払いグループを作って、顧客には安い送金料、自分たちは顧客の囲い込みができるようになりますね。

結論としましては、銀行も生き残りの為にブロックチェーン、それに伴うデジタル通貨の導入は避けられないのでしょう。そして、自社のデジタル通貨を法定通貨や海外通貨と同様に主要な仮想通貨と交換できるサービスがこれから支流になるのではないでしょうか。