海外移住にお勧めの仮想通貨のタックスヘブンとその国への移住

古い記事もあるかもしれませんが、仮想通貨のキャピタルゲインを払わなくてもいい国が先進国であったことをご紹介し、改めて日本人が移民しやすいかを調べて乗せることを書きました。あまり役に立たないかもしれませんが一応調べました。ご覧ください。

1)ドイツ

ドイツは仮想通貨は所有物でもなくプライベートなお金と定義されているそうです。23EStGという規則で、1年以内のビットコインの売買で収益をあげた場合、600ユーロまで控除されるそうです。1年以上たった場合の売買は(例えば、1ビットコインを2015年11月に買って、2017年の2月に売った場合、利益がいくらあっても税金を払う必要はありません。)

ただし日本人が移民をするのはそれほど楽ではありません。ドイツ人と結婚している場合を除き、まず5年以上ドイツに住んでいなくてはいけません。それから永住権を申請できるだけで、許可されるかは別の話です。仮想通貨で儲けても、暮らすのは難しいです。

2)シンガポール

シンガポールは仮想通貨を通貨としても、財産のある所有物でもなく、長期の取引においては非課税をキープしています。ただし、あくまで長期での取引ですので、利ザヤを稼ぐために移民するのには適していないようです。

移民に関していえば、駐在員ビザ以外はハードルが高く、巨額の投資があって初めてビザ取得が可能なようです。隣国のマレーシアのように楽ではありません。また、英語がわかるようになりますと、息の詰まる国でもあります。アメリカ人の在住経験者と以前話したときに、シンガポールがきれいなのは墓場がきれいなのと同じと言っていたのが私は忘れられません。インターネットカフェにいっても、見てはいけないサイトにアクセスしていないかを監視する人がいる国です。

3)ベラルーシ

ベラルーシは2023年までに仮想通貨産業の発展の為に以下の政策を打ち出しました。

マイニング、

仮想通貨取引で得たキャピタルゲインの利益

ICO

等の税金は非課税となっています。

移民に関していいますと、裕福層を受け入れる移民政策はありません。国は安全で物価も安いのですが、ヨーロッパの北朝鮮と言われているほど、政治的には息が詰まる国です。全体主義の国は訪ねるのはいい経験ですが住むのはおすすめできませんね。

4)スロベニア

個人のビットコインンの売買出上げた利益は非課税ですが、法人として利益を上げた場合は課税対象だそうです。

ただ、移住に関していいますとほとんど資料がみつかりませんでした。現在長期滞在者が100人あまり。あまりにサンプルが少なすぎて不明です。

 

仮想通貨のタックスヘブンでお勧めのTOP4の国は日本人移民には適していないということですね。

 

以下の国がまだ、ビットコインの売買における利益が非課税の国でみてみます。

香港

移民に関して言いますと、投資ビザです。以前は100万香港ドルの投資で在住ビザがとれましたが今は凍結中です。今は、以下の情報を含んでいかに香港の経済に貢献できるかを証明しなくてはいけません。要するに、おくりびとだから早期リタイヤの移民ビザではありません。

  • o 業務計画
  • o 営業額
  • o 財政資源
  • o 投資額
  • よって、きちんと仮想通貨を使って、現地人を雇って、会社を興して仕事をしないと在住ビザは難しいようです。

ニュージーランド

移民ではなく、66歳以上に2年間住める権利を与えるビザがあるようです。ただし、75万NZドルを移民局が認める投資先に2年投資して、申請時の収入が年6万NZドルあること、それ以外に50万NZドルの資産証明が必要だそうです。物価も高く、決して安くない移民先です。以前移民した日本人の話を聞きましたら、自然がおおく、のんびりしているけど、やることなく日本のTVつないでみていると言っていました。のんびり自然が好きな年配者が2年住むならですね。

スイス

永住に関して言いますと、最低5年、通常10年住んでからです。まず住むにはどこかの会社に勤めなけれはいけませんし、永住の条件の中にドイツ語のテストがあります。英語ではありません。ハードルは高いです。

バルバドス

投資ビザがあるようですが、日本人がとりやすいか不明です。現在3人しか日本人の長期滞在者がいないようです。

モウリシャス 

この国も不明です。日本に大使館もありません。長期滞在が7人です。日本に大使館もありません。

マレーシア

ビザ取得は不動産購入に35万〜50万リンギットを使うこと

月の収入が1万リンギット(28万円程)必要

日本的な生活を求めると日本よりお金がかかるそうですですが、もし仮想通貨で生活するなら悪くないですね。これは永住権ではなく長期滞在ビザの場合です。

 

よって、仮想通貨のタックスヘブンで移住するには日本人にとってはマレーシアが一番いいということでしょう。

参考資料

coinsutra.com