ブロックチェーンを使った食料の生産からお店までの安全が確認できる食料追跡サービスが実際に始まりました。

フランスベースのAuchan Retailの運営する世界17か国のスーパーで本格的に導入が開始されます。英語の記事を読める方はどうぞ。

 

https://www.auchan-retail.com/uploads/files/modules/articles/1543403576_5bfe783896bda.pdf

また、HPでも紹介されています。英語、フランス語の読めるかたは以下をどうぞ。

https://www.auchan-retail.com/en

記事によりますと、、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの世界17か国でスーパーを運営するAuchan がヴェトナムとドイツでのブロックチェーンを使った食料の生産地から店頭までの生産、物流管理の追跡実験に成功したのを見て、本格的にQRコードを使っての情報公開をはじめたそうです。ヴェトナムの店舗ではまず、18000頭の豚、20万の鶏、250万個の卵で追跡可能になり、次はエキゾチックはヴェトナムのフルーツへと広げているそうです。フランス本社では、ベトナムで使ったブロックチェーン技術で有機野菜のニンジンでの追跡をスタートし、今年の終わりまでにはジャガイモ、2019年の2月までにはチキンでの追跡を可能にするそうです。近いうちにイタリアのAuchanでのチキンとトマトの追跡を可能にし、スペインでもイベリア豚とエキゾチックなフルーツで可能にするそうです。少し遅れてポルトガルとアフリカのセネガルのAuchanでも始めるそうです。

最後にQRコードを開くとすべての情報が順次に出て、どのように確認するかを説明してこの記事は終わっています。

ここからは私の意見ですが、発展途上国に滞在したことのあるかたならわかると思いますが、ある程度長期で滞在すると、毎日割高なレストランでの食事でなく簡単にスーパーなどがあればそこで買って済ませたいこともありますが現実は衛生面での不安でできなかったのが現実です。私も生野菜を食べてはいけないという国にいって、一度食べて下痢をしなかったので問題ないと思い食べ始めましたら、帰国後に体調を崩し、医者に行きましたら、蟯虫が胃の中に涌いていました。それも人間に涌くのではなく、通常牛に涌く蟯虫で、あと少しで生命の危険の可能性があったと医者に脅されました。発展途上国と先進国では食料生産の衛生観念が違うから、きちんと指導されていない食料を食べる場合は最新の注意を払わなくてはいけないと医者に言われました。それ以降は発展途上国の田舎にいくと、食べなれない美味しくもない、割高なレストランで食べていかないといけないことわかりました。最近は欧米系のファーストフード店の進出や大手コンビニの進出もあり、食事の選択のバリエーションが増えてがだいぶ楽になりましたが地場のスーパーでの買い物だけはまだできないのが現実でした。しかし、今回のように世界基準、水準での生産、物流管理が始まるのであれば衛生的な食事が増えてきて以前のようなっ問題もなくなってくるでしょう。また、生産者情報は、農薬を使った食料よりも有機野菜の生産、物流の方がより消費者にとっては知りたい情報であります。近いうちに有機野菜をとりあつかう大手スーパー(例、米国のWhole Foods等)は全ての精製食料品にQRコードが着けられ、追跡可能となると思われます。そのようなブロックチェーンを使って、スーパーの購買に使えるブロックチェーンベースのトークンの販売、買い物のポイント還元もすぐに始まるのではないでしょうか。

そのトークン販売が現金のみならず、ビットコインイーサリアムとの瞬時決済をはじめるのが自然な流れでしょう。

今回の食料生産、物流管理の追跡を可能にしたブロックチェーンの本格的な導入は今後の仮想通貨流通に大きく貢献していくのではないでしょうか。