年内に、世界初の法定通貨としての仮想通貨SOVが発行?

マーシャル諸島による、世界発の法定通貨としての仮想通貨SOVが年内に発行の可能性がでてきました。

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台北タイムスの引用の記事によりますと、マーシャル諸島は年内に法定仮想通貨、SOVの発行を行う予定のようです。しかしながら、仮想通貨の乱高下、匿名性,マネーロンダリングの問題等があるのが仮想通貨ですので、米国財務省との折衝で、そのあたりの問題の調整を行っているようです。

現在はSOVを所有する人は、口座を匿名としないような方法を考えているようです。アメリカの財務省との折衝がうまくいけば世界で最も安定した法定通貨としての仮想通貨になるようですがそれには少し時間がかかるようです。

マーシャル諸島は独立国ではありますが、人口は5万5千人以下です。これだけ少ないとなるとなかなか自国通貨をもつことは難しいと思いますが、自国の法廷通貨をもっていないからこそ、仮想通貨導入に乗ってきたのでしょう。ある意味、5万5千人の規模で仮想通貨の法定通貨が成功しましたら、将来的には5万5千人以下の日本の市町村でも導入が可能になるということでしょう。その時には日本のキャッシュレスもすすむのかもしれませんね。

また、マーシャル諸島による法定通貨としての世界初の仮想通貨が自国経済にどのような影響があるのかを見れる実験場となりますね。

匿名性のない仮想通貨=マネーロンダリングの削減。

乱高下のすくない法定通貨としての仮想通貨。

小規模での、法定通貨のかわりになる仮想通貨の流通

これらがどのような結果がでるのか来年の終わりにはある程度わかるのが非常に楽しみですね。