イランも8か国との取引で仮想通貨の導入を交渉中

Aberの対抗通貨、イランのリアバックアップのステーブルコインの流通を始めたいようです。英語の読める方はどうぞ。

www.fxstreet.com

記事によりますと、現在イラン政府と交渉を行っている国は以下になるそうです。

スイス、

フランス

イギリス

ロシア、

オーストリア

ドイツ

ボスニア

南アフリカ

記事では現在交渉が行われていることが書かれているだけで、まだ詳細は分からないようです。

米国の行ったイラン核合意の破棄を行った米国をよく思わないフランス、ドイツ、イギリスのような西側同盟国も交渉中であることが米国の経済封鎖が国際社会で賛同を得ていないことを証明することなのでしょう。ただ今回の交渉に日本が入ることはないでしょう。米国のドル基軸による国際貿易を享受するのみならず、対抗馬のサウジアラビアの石油の方がイランより良質でもあるからです。それに対して一か国では米国に対峙できませんが、ヨーロッパとしてなら可能でしょう。これからアメリカの8か国に対する切り崩しが始まるのでしょうが、イギリスもフランスも、植民地時代から中東に利権を持っている国を切り崩すのは非常に困難を伴う作業ではないでしょうか。

先ほどサウジアラビアUAE合同の仮想通貨Aberをご紹介しましたが、イランのリアにバックアップされたステーブルコインも中東で石油、ガスが産出される限りそれなりの影響を持つのではないでしょうか。