ダボス会議と未来の暗号通貨

世界の動きに大きな影響を与えるダボス会議からのニュースです。英語の読める方はどうぞ。

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昨年の仮想通貨暴落は最高金額から80%ほど暴落しました。そんな状態ですが、ブロックチェーンと分散化台帳については今回のダボス会議で盛んに討論されているそうです。

ただ、昨年に比べると落ち着いてはいるそうですが、フィンテック関係の方のスピーチによりますと南アフリカのメディアの会社はブロックチェーン産業の為の調査と基金をつくって、南アフリカ内でのブロックチェーン産業を盛んにするように動いている話や、銀行自体がどんどんブロックチェーンの技術を導入中であることを紹介し、未来の仮想通貨はステーブルコインが中心になるのではという予想が出ているようです。

ただ、ブロックチェーンはいいのですが、仮想通貨に問題があることも指摘されているそうです。事実昨年の9割のICOが詐欺がらみであったことがいい例で、まだまだ産業としては幼児のようなじょうたいであることも認めています。

それでもブロックチェーンの技術が魅力的であるために、マスターカード自体も大手銀行と導入実験をおこなっています。また、病院の患者に正しい処方箋を渡すためにも必要な技術であると議題の中に上がったことを踏まえて、現状としては仮想通貨には問題があるが、ブロックチェーンの技術が完ぺきではないですが、利便性があることでどんどんこれからも導入されるという話し合いで会議を締めくくっているようです。

ここからは私の意見ですが,世界の動きに大きな影響を与えるダボス会議での結論は。

1)現状の仮想通貨は問題がおおく、ICO詐欺もおおいので今後はステーブルコインが中心となっていく。

2)仮想通貨自体に問題が多くても、ブロックチェーン、分散化台帳が優れているのでこれからいろいろな業界で導入される

というところでしょう。ブロックチェーンの導入による、支払い決済は切っても切れない話でしょう。結論からいうと、仮想通貨業界はまだ人間に例えると幼年期であり、これから急激な成長が起こる業界であると世界の見識者たちが思っているのではないでしょうか。