バイナンス、クーコインによるハッカー口座の凍結

取引所と取引所は通常競争相手ですが、ハッキングに対してはお互いが協力しあっていくつもりのようです。英語の読める方はどうぞ。

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今季のニュースはNZを拠点としたクリプトピアがハッキングにより大量の仮想通貨が盗まれたそうです。通常盗まれた仮想通貨は第三者仮想通貨取引所の提供するウォーレットに送金されているそうです。特にバイアンスのような大手の提供するウォーレットは盗まれた仮想通貨の移動場所として使われているそうです。

今回バイアンスは、疑わしき口座の凍結を発表しました。そしてそれを支持するシンガポールを拠点とするクーコインも今回のバイナンスの決定を支持し、追従することを決めたそうです。

今回どれだけ盗まれたのかはまだ不明だそうですが、イーサリアムで240万ドル分、センタリティーで120万ドル分だそうです。

ここからは私の意見ですが、取引所という業界で、疑わしき口座を凍結するのは個人財産の保護からハッカーの活動を守るためには素晴らしい選択であると思います。盗んだものを凍結していけば、ハッカーの行動、活動を制限することが可能であるからです。また、凍結した口座を取引所同士で元にもどすようなルールを作って行けるようになれば仮想通貨業界の発展にも寄与することができるのではないでしょうか。