多国籍企業が合同で、希少金属の生産物流の管理をブロックチェーンを使って始めます。

英語の読める方はどうぞ。

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記事によりますと、フォード自動車、IBM,、中国の華友コバルトが合同で今後で産出されるコバルトをブロックチェーンを使った共同管理を行うそうです。

コバルトはリチウムイオン他、電子製品に書くことができない金属だそうですが、金属の生産には労働搾取の人権侵害が伴うのが一般的だそうです。残念ながら、現在の取引では、人権侵害どころか、どこから金属が生産されたのかすらわからないようになっているそうです。それを改善するのがブロックチェーンの技術を使った生産から物流までの管理だそうです。

現在の流れでは、今後で生産されたコバルトを、精錬所に運び、LGがパーツを作成、最後にフォード自動車に納品されるまでの過程を調べるようにできるようにするそうです。

ここからは私の意見ですが、鉱山を運営する会社から精錬所、精錬所からパーツメーカー、パーツメーカーから自動車会社という一連の取引でまずは人権侵害他、北朝鮮のようなテロ国家で、次元が豊富にある取引禁止の国からの流入が防げるのも利点です。将来的にはこのブロックチェーンを使った決済システムによる効率化も考えられるでしょう。どのようなブロックチェーンの技術がつかわえるのかはこの記事には書いておりませんが、イーサリアムのような送金システムによる決済がこの物流のみならず、これからの資源取引に使われるようになることは間違いないでしょう。

ブロックチェーンの導入のあとで起こる決済システムの効率化は自然なながれでしょう。このようなケースはどのブロックチェーン技術がつかわれるのか、仮想通貨を購買できるのかは注意深く見ていく必要があるのではないでしょうか。