中央銀行とビットコイン

現在、世界の多くの中央銀行がデジタル通貨について研究中のようです。英語の読める方はどうぞ。

cryptodaily.co.uk

国際決済銀行の調査によりますと、世界の多くの中央銀行ブロックチェーンを理解しようとして、導入も考えているようです。ブロックチェーンを使うことによっての送金がどのように現状の技術から変わるかの調査をおこなっているそうです。

今回の調査では世界の80%の人口、90%の経済規模を網羅する63か国の中央銀行に調査を依頼しました。その結果、70%以上の銀行が現在何らかの形での導入を考慮中でいるようです。しかしながら、85%の回答が短期(これから3年)での導入までは考えていないようです。

今のところは新しい技術についての勉強中であるというところのようです。いくつかの実験をして実証サンプルを集めていくのがメインでマイナー部分での導入があってもメインではないようです。

法定デジタル通貨の発行まではまだ時間がかかるようですが、導入を考慮しなくてはいけないというスタンスであることを紹介して、最後にこの動きがビットコインの流通を増やすのではないかと記事を締めくくっています。

昨日、楽天が親会社である、東北楽天イーグルス、ビッセル神戸のスタジアム内でのキャッシュレス化が発表されました。デジタル通貨は間違いなく時代の流れです。クレジットカード支払いがビザ、マスターのみならず何社も受け入れるのと同様に法定通貨、仮想通貨、T ポイントのようなポイントカードでの支払いオプションも一般的になっていくでしょう。そのことを考えてもこれから3年とまではいかなくても5年で私たちの生活も大きく変わるのではないでしょうか。