サウジアラビア関税から始まる世界規模なブロックチェーンの活用

サウジアラビアの関税がブロックチェーンを使った新しいプラットフォームを開発しました。英語の読めるかたはどうぞ。

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記事によりますと、サウジアラビアノ関税が 国際貿易ブロックチェーンFASAHとIBMおよびMaerskのTradeLensの2つのプラットフォームを結びつけるパイロット計画が完了したことを発表したそうです。

これによって、国際貿易は民間と政府が一緒になって同じプラットフォームを使うという壮大なプランの第一歩がスタートしたそうです。同じプラットフォーフォームをつかうことによって、政府も民間企業も同じ理解の上に立つので、貿易の透明性のみならず、かずかずの誤解からも解消されることが魅力とされています。

サウジアラビア政府は脱石油として、サウジアラビアを国際的な物流拠点をすることを目的としているようです。また、今回のプロジェクトの実験場として友好国で隣国であるUAEで実験を始めるようです。

こからは私の意見ですが以前、仁川国際空港のプロジェクト発表時に韓国が日本の高品質の製造業、中国の低価格の製造業の間に挟まれた韓国が物流の拠点となることを目指していくと発表しました。まだ、成田空港の物流取り扱い量が極東で圧倒していたころです。それにたいして何もしなかった日本は仁川国際空港の物流、ハブ空港として日本を圧倒されてから、羽田空港の国際化へと舵をきりかえました。しかしながら、以前はアメリカの主要飛行機会社が極東のハブに日本が独占時に使っていたころとは違い、中国、韓国にシフトしてしまいました。まちがいなく、物流拠点は重要でなかなか他から奪うことができないことが証明されたことでしょう。そして物流拠点というものはものすごい、雇用と経済効果を生むものです。民間、政府のシェアする国際貿易のブロックチェーンに利便性があることが証明されれば世界の国がどんどん参加していくでしょう。そのことによって物流の透明性、情報のシェアのみならず、書類の簡素化、国際決済の簡素化もおこなわれるでしょう。その国際決済に使われるデジタル通貨=仮想通貨こそ、物凄い価値を持つ通貨となるのではないでしょうか。