大型投資家と仮想通貨の2019年

昨年は暗いニュースばかりでしたが、機関投資家(大型投資家)の仮想通貨参入の地盤はできて、今年はどうなるかという記事です。英語の読める方はどうぞ。

news.bitcoin.com

まずはブルーンバーグの記事の引用からはじまります。昨年、ジョージソロスとロックフェラー家族がデジタル通貨の市場に投資をはじめたことを紹介しています。

ソロスの基金は260億ドルを元に考えているようです。

2019年の動きとしては今年の1月~6月の間に機関投資家の参入が増加してくると予想しています。いままでの仮想通貨市場は小さい金額を投資する大多数の人たちの市場でしたが、今後は大型の金額を投資できる投資家がコントロールしていく市場に移動していくと考えています。その証拠として多くのすでに参入していた大型投資家は仮想通貨の取引を取引所ではなく、流動性のあるOTC(取引所を通さない取引)の割合が増えてきているそうです。また、大型の機関投資家が大きなお金で市場をコントロールするようになると、ある人が今までのように大量に仮想通貨を売ると暴落していた市場価格のような動きはなくなり、安定していくと考えられるそうです。

また、香港のように、厳しい規制をかけて、大型投資家でないと参入できないような規制を作り始めた、ある意味、大型投資家が安心して仮想通貨市場に参加できるような場所の提供も始まっています。そして、JPモルガン、ゴールドマンサックス、NYメロン銀行等、投資家向けのサービス商品の開発に真剣に取り組んでいることも最後に紹介して記事を締めくくっています。

ここからは私の意見ですが、大型投資家の参入なしには価格上昇はなかなかのぞめません。大型投資家にコントロールされることによっての安定した市場価格は一般人にとって歓迎されるニュースですね。