クエートの国営銀行がリップルネットを使って送金事業を始めます。

石油が豊富な中東の国で初めてリップルネットを使って国際送金を始めるそうです。

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中東の小さい富福な国では初めて、国際送金をリップルネットを使って始めるそうです。

クエート国営銀行はクエートで銀行業務を行う会社の最大大手で、今回のリップルネット導入はクエート国内でリップルネットを使う顧客が増大する大きなインパクトを与えると記事にかいております。また、隣国のヨルダンへの国際送金もリップルネットのサービスで可能になったそうです。

記事の内容はだいたいこんな感じですが、中東の背景を考えてみます。

中東において、先日サウジアラビアとUAEがリップルネットを使って、新しいデジタル通貨の導入の話もありました。また、半年ほど前のニュースですが、サウジアラビア、UAE, クエートの3か国でヨルダンへの25億ドルの財政救済をおこなうニュースがながれていました。ヨルダンはイスラエルの隣国で、反イスラエルのイラン側にならないように囲い込みをかけています。中東の中でイスラエルに友好的なサウジアラビア、UAE,クエートの始めるリップルネットを利用した国際送金にアメリカは潰しにかけることは難しいのではないかと思います。それゆえに今後のリップルの活用は将来的には天然資源の取引(と言ってもドルを絡めた話でしょうが)にも関与し、リップルの価格上昇に大きく貢献するのではないでしょうか。