アメリカ政府発行の仮想通貨、WALL COINの発行か?

雑学のニュースです。現在アメリカはトランプ政権化の元でアメリカ第一主義がはびこっています。移民キャラバンで有名になりましたが、メキシコとの国境地域での不法移民はいつの時代でも大きな問題です。今より大きな壁を作るために政府発行の仮想通貨発行案をアメリカのオハヨウ州の下院議員が話しました。

newconomy.media

記事によりますと、中間選挙で下院の半分以上の議席数を取られた共和党トランプ大統領民主党を困らせる案をだしました。もし、メキシコ国境沿いに壁を作る予算を出さなかったら、下院を停止するという案です。ちなみに、共和党が半数以上をキープできた上院には言っていません。

その対応を怠ると、今月末までに下院の機能を停止させるという脅しに対抗して、民主党のオハヨウ州選出のワーレン デービットソンさんが仮想通貨を発行して、そのお金で壁を作るように提案したという記事です。

コインの名前はまさしくWall Coin,壁コインです。実際は壁コインで集めた資金がすべて壁の建築に使われるわけではないそうですが、中国の万里の長城をたてるわけでもなく、不法移民がアメリカに入らないような高いフェンスの建築で国境沿いの安全をキープできるようにするための壁資金だそうです。このトークンはドルだけでなく、メキシコのペソでも買えるようにするそうです。

壁資金の為のICO、どのようなブロックチェーンを使うのかもまだきまっていませんが、デービットソンさんは80人以上の仮想通貨、ブロックチェーン関係の代表を集めて、このプロジェクトにむけた話し合いを行ったそうです。

記事にも書いてありますが、トランプの考える壁の費用は50億ドルだそうです。その費用をだすための計画らしいですが、詳細は他の記事を読んでもまだどこもわかってはいないようです。それでも、アメリカ政府側からでた最初の仮想通貨を使った計画であることだけは確かなようです。

壁を作ると、どのような金銭的な恩恵があるかわかりませんし、不法移民の入国をブロックしてどのように利益があがるのかもわからないのでだれもなんとも言えませんが、今後、人々の生活を改善するような国家的なプロジェクトの予算を取るためにこのようなICOプランがアメリカ政府のみならず、政府発行ででてくるのかもしれませんね。

今世紀の中ごろには国債を買う感覚で国家的なプロジェクトに賛同する個人投資家機関投資家が参加する形でICOを通してトークン、仮想通貨を購買するようになるのではないでしょうか。

 

参考資料

slate.com

www.npr.org