スイスの仮想通貨の会社、X8がイスラムのシャリーア法に基づいたイスラム金融の認証を得ました。

ロイター通信の記事です。英語の読める方はどうぞ。

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記事によりますと、スイスベースの仮想通貨会社、X8がイスラム教の金融認証を受けて、中東へのビジネス拡大を図るそうです。今回のプロジェクトにはいくつかのフィンテック企業がシャリア法に合わせた商品開発(イスラム教の教義に有効な仮想通貨、トークンの開発)を行ったそうです。

どのような商品かというと、8つの法定通貨(Fiat Cnrrency)と金にバックアップされたイーサリアムベースの通貨だそうです。

イスラム教徒しては、許されない乱高下を抑えるためにもステーブルコインでの導入になったようです。例え、ステーブルコインであっても、中東は仮想通貨にとって非常に魅力的な場所で、多くの国がハブになりたいと考えています。

X8はまた、仮想通貨の取引所を中東で開設する予定だそうです。シャリア法に基づいて、アブダビ、デュバイ、バーレーンでの仮想通貨取引を協議中だそうです。

ただ、シャリア法に触れることなく仮想通貨を取り扱うのはいろいろ制限があることで、簡単にビジネスができない短所があることも最後に述べています。

ここからは私の意見ですが、まだ通貨の発行までは時間がかかるのかもしれませんが、X8という会社の中東でのICOは早めに購買する機会があったら、買っておくのはいい通貨だと思われます。以前もシャリア法についてお話ししましたが、今までは中東の膨大な金持ちが仮想通貨の購買を控えていたのは乱高下する仮想通貨が投機的であるが故にイスラムのシャリア法に触れてしまうからです。しかし、乱高下しようがシャリア法で許されるのであれば多くの金持ちが購買を考慮するでしょう。彼らにとってはイスラム教、シャリア法で許されていること自体が重要なのですから。

それ故にX8 ICOの文字をみたら今後も追いかけた方がいいのではないでしょうか。