Agrikore, 将来有望な仮想通貨になるかもしれません。

本日はAgrikoreというブロックチェーンの紹介です。アフリカの農業を助けるブロックチェーンです。

sunnewsonline.com

ナイジェリアのザサンからの記事です。

現在アフリカでは農業の成長が有望視されています。2015年に農業生産が3300億ドルでしたが、2030年には1兆ドルになると予測されています。現在は非常に非効率的な生産方法ですがブロックチェーンの導入で多くの問題を解決して効率的な生産に向かっています。

また、世界銀行の予想では、2050年には現在より70%多くの食料生産が必要であると予測しています。人口増加、途上国の生活改善による質の良い食べ物の生産増加の為に、毎年80億ドルずつ、食糧生産への投資が増えていくそうです。

現在のアフリカの農家は銀行の融資を利用せず、仲買人等の助けを使わないために非常に非効率的な商売を行っているそうです。農業運営の為の融資もうけられず、生産した食料販売も仲買人等の商社をつかわない前近代的な運営をおこなっています。

ブロックチェーンがその弱点を補うことによって運営の効率性を上げるつもりだそうです。ナイジェリアのブロックチェーンAgrikoreがその役割をはたしていくそうです。

アフリカの利点は広い台地、天候、豊富な水だそうです。今までの非近代的な農業運営がその利点を消していました。ブロックチェーン、Agrikoreを使ったら、融資のみならず、市場をみながら利益の上がりやすい作物の生産情報を農家に提供し、生産した食料の物流のみならず、空き貯蔵庫の情報をもらうことによって、格段と効率が挙げられるからです。そして、銀行を持っていなかった人たちも安い手数料、早い送金でお金をもらえることによって、国際市場への食糧提供も可能になるのがAgrikoreの魅力だそうです。

ここからは私の意見ですが、アフリカのみならず、多くの発展途上国は十分な食料生産をしながら、物流、保管場所の確保等ができず、せっかく作った食料を腐らせてしまうことが大きな問題でしたし、前近代的な農業生産方法の非効率さがと合わせて多くの国の貧困層が飢餓と直面する理由とされてきました。現在、以前のブログでも紹介しましたがUN(国連)のアフリカ地域へのブロックチェーン導入政策によって、多くのアフリカの国がネット環境が改善されていくでしょう。そこに今回のAgrikoreのようなブロックチェーンの導入で、銀行口座をもたない農家も恩恵に得れるようになり、出荷量も格段にあがっていくでしょう。アフリカという銀行を持たない地域でつかわれるトークンはアフリカの人が銀行口座を持つ前に、銀行より利便性のあるトークン(仮想通貨)の取引をはじめる起爆剤となるかもしれません。それ故にAgrikoreのようなアフリカのブロックチェーンは今後のICOを含めて注目していくのがいいのではないでしょうか。