アフリカ連合による仮想通貨の導入。

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記事によりますと、アフリカデジタル財産組織(ADAF)がアフリカ全体で、仮想通貨の導入を積極的に取り扱っていくという記事です。今回のプロジェクトにはアフリカ開発銀行(AFDB)も積極的に関与していき、ビットコインのようなアフリカ大陸での共通仮想通貨の導入を目標にしているようです。

現在のアフリカの経済は貿易にによる割合は全体の11%ほどしかまだなく、まだまだ活発な貿易が行われているとは言えない状態です。

今季あのプロジェクトは共通の仮想通貨の導入以外にも、選挙、財産保護等にブロックチェーンの導入をはかり、アフリカの人々の生活を同じプラットフォームを使うことによって改善していくのも目標の一つです。

ここからは私の意見ですが、アフリカの貧困層は銀行口座もありませんし、財産をきちんと保護する手立てすらありません。しかし、既存のシステムを持っていない分、新しい技術=ブロックチェーンの導入の障害は非常に低いのが利点です。世界の経済的な開発から唯一残された地域であるアフリカがブロックチェーンのシステム導入の最先端に上がれるもチャンスではないかと思われます。

また、自国通貨のドル兌換性が非常に低い国がアフリカだけでも共通の通貨を使って取引をするのであれば、貧困という名の元、アメリカも邪魔をするのが難しいのではないかと思われます。

経済規模においても、世界経済の中で全体の3%以下しかありません。仮想通貨の実験上としても、例え何らかの失敗、困難が生じても、他の大陸に比べて失敗した時に世界に与える影響も少ないのが逆の意味での利点です。仮想通貨の実社会への導入、価格上昇、流通量上昇はアフリカ54か国がキーをにぎっているのかもしれません。

それ故に今後もアフリカの動きを追っかけていくのは大切なことと思い、ご紹介しました。