アルバニアが次のマルタに?仮想通貨を優遇する政策に方針変更

ヨーロッパの最も遅れた国の一つであるアルバニアがマルタをコピーした政策を考慮中のようです。英語の読める方はどうぞ。

ethereumworldnews.com

記事によりますと、アルバニア政府はもともと、仮想通貨に対して否定的な見解を持っていましたが、高い収入が得れて、優秀な人材の為の新しい仕事を創設するためにも、アルバニア政府は仮想通貨に対する規制、優遇策にむけていろいろ動いているという内容です。アルバニア政府の目標はアルバニアを仮想通貨のハブ地にしたいようで、海外からの投資をうけいれるのみならず、バルカン半島地域での仮想通貨の先進的な立場に立ちたいのが国家目標のようです。

アルバニアという国はヨーロッパで唯一のキリスト教の影響よりもイスラム教の影響を受けている国です。もちろん、今回の仮想通貨に対する対応もイスラム教のシャリーアに基づいて、可能であるような政策をとるでしょう。中東でいくつかの国がシャリーアにあった仮想通貨取引をうまく始められない場合にも、うまい具合にイスラム教徒の仮想通貨取引を引き付けられるかもしれませんし、中東、アフリカのイスラム教国家と地理的なヨーロッパに位置するアルバニアは、うまい具合に中東のオイルマネーをヨーロッパに吸い込むハブ地としてやっていくとしたら、アルバニアはヨーロッパの辺境からハブ地としての確固たる地位を築く金融強国にうまれかわれるかもしれません。

現在のところ、アルバニア中央銀行等は旧体の仮想通貨に否定的な発言しかしていませんが、今度の国家的な方針変更によって、将来有望な通貨が発行される下地を作っていくのかもしれません。それ故に今後もアルバニアの記事を見かけたら、目を通しておくのがいいかもしれませんね。