JPモルガンの予測:2020年までに米国が不景気になり仮想通貨の価格が上昇する?

アメリカの金融史を習ったときに聞いた話です。1929年の世界恐慌時に株価は暴落したが、モルガンの大手預金者(米国では多額を預金した人は、銀行と契約して特別な利息をうけています。)達は、お金を失わなかった。

そんな歴史をもったJPモルガンの発表した近未来の予想です。英語を読める方はどうぞ。

ethereumworldnews.com

JPモルガンの予想ですと、60%の確率で米国経済は2020年までに不景気になるそうです。記事によりますと、来年、不景気になる確率は28%ですが、2年以内ですと60%に3年以内とすると80%になるそうです。JPモルガンの発表では特定の理由を出してはいないそうですが、14.5%を予想したNYのFBR(アメリカの中央銀行)よりも高く見積もっているようです。

しかしながら、CNNによりますと、JPモルガンの予想に同調する関係者も多く、2020年には不景気になると言われているようです。

その場合、仮想通貨が投資先の逃げ道と予測されています。現在、多くの金融機関他、IBM, フォルクスワーゲン and PNC銀行等が仮想通貨の導入を前提にしたブロックチェーンのプロジェクトを抱えていますし、FACEBOOKでもステラを使った仮想通貨の導入を試みているのがいい例です。

記事は仮想通貨が不景気時の乱高下から資産を守る方法となるのではと書かれています。

ここからは私の意見ですが、この記事の行間をよむとJPモルガンは顧客の資産を来年は28%の確率で、2年以内に60%の確率で、3年以内には80%の確率で個人資産運用を仮想通貨に導入するということなのではないでしょうか。2008年のリーマンショックのような株価の暴落から顧客の個人資産を守るのには国債という手があるかもしれませんが、それでは大手の顧客に約束した利息を払うことはできません。かといって、暴落する株式から、優良な株式や社債を見つけるのは至難この上ないでしょう。その時に、JPモルガンが率先して仮想通貨市場にお金を投入することによって株式市場暴落、仮想通貨市場価値上昇をみたら、多くの資産家の株式市場から仮想通貨市場への参入を試みるのではないでしょうか。米国の景気不景気に関係なく、私たちもJPモルガンの動きを見て、仮想通貨への資金投入を考えてみるのもいいのかもしれません。