未来の運転免許所はブロックチェーンで管理されたモバイル提示になるのかもしれません。

オーストラリアのニューサウスウェールズ州の話です。

www.itnews.com.au

記事によりますと、オーストラリアのNSW州にて、ブロックチェーンを使った変更できない分散化台帳を使って、実験的に自動車免許証を発行し始めたそうです。

実験対象はダボという町の1400人ですが、今年の11月には14万人を対象にした運転免許証の発行をシドニーの東側の郊外で予定しているようです。

今回の実験によって、公共機関に発行を頼むIDや住民票等の非効率的でお金、時間のかかる現状が改善されるのではとかかれています。

ここから私の意見ですが、現在、中央銀行の立場で言うと、仮想通貨に否定的な国もありますが、実務で必要な役所、警察は別の話ではないでしょうか。引っ越すごとに住民票を変えるために区役所や市役所に行くことや、手数料の支払いも全て分散化台帳に付随するブロックチェーンの通貨に変えて、インターネットで手続きして支払えるようになれば役所の接客作業はいらなくなります。また、分散化台帳でどこでもみれるので、今までのように消えた年金みたいな話もなくなるでしょうし、わざわざ住民票を引っ越し先の役所にい提出に行く作業もいらなくなるのではないでしょうか。警察も、免許書、交通違反、違法駐車の罰金をブロックチェーンでの自動引き落としを行えるように免許証にクレジットカード機能をつければ回収、確認の作業もいらなくなりますし、とりっぱくれもなくなります。

現在、年金、健康保険等で、日米は協定を結んでいます。例えば、みなさんがアメリカで働いて年金払っていたら、日本での支払いは免除されます。日本の健康保険免除はアメリカに在住期間の医療保険提出が必要です。このようなことも、世界規模での分散化台帳を造れば、わざわざ帰国時に役所に提出する必要なく、各国で共有できますね。

そうすることによって、協定を結んだ国同士の免許書がお互いの国で使えるようになったら、罰金も外国人からも自動引き落としで簡単に取れるようになれますし、自己記録も残ります。

このような公共機関の手数料向けの仮想通貨の支払いオプションにFIAT CURRENCY以外の主要な仮想通貨がオプションとして選べる可能性も十分ありえるでしょう。

このようなブロックチェーンの活用がたかが免許書の書き換えでなくなる第一歩ではないかと思い、ご紹介しました。