アメリカのプロスポーツリーグで、ブロックチェーンを使った新しいファンサービス

世界最高の女子バスケとボールリーグNWBAで導入された新しいファンサービスです。英語の読める方はどうぞ。

www.ccn.coms

最近ICOを行ったスポーツ中継のライブストリーミングをおこなうSportsCastr

という会社がNWBAと新しいファンサービスをはじめます。SportsCastr’s FanChain というトークンを使って、スポーツ中継をみている人たちが中継解説の補佐をするアナリストになれるサービスです。

自分達がメインキャスターの補佐になるだけでなく、何人かと同時に補佐をして、それを見ている他のお客さんからどの補佐が人気があるかを競争させて、報酬としてトークンをもらうという条件だそうです。

もらった、トークンは、ゲームのチケット購入、チームのグッツ購買、もしくは好きな選手へのプレゼント等につかえる、仮想通貨で支払われるというスポーツ放送大好きな人にはたまらない楽しいサービスを提供する予定だそうです。

また、この記事ではアメリカンフットボールNFL選手会とも同様のサービスをおこなうことを合意していることも記事に書いてあります。

ここからは私の意見です。北米に住んだことのある人ならみなさんわかると思いますが、アメリカ人のスポーツ観戦はある意味文化です。日本ですと、プロ野球かサッカーかといわれますが、4月~10月は大リーグ、10月から翌年5月まではNBA,9月から翌年の2月の第1週の日曜日までアメリカンフットボール。アイスホッケーが10月から4月とNBAとかぶる以外はほぼ1年中、自分たちの応援するチームの試合をスタジアムに行くのみならず、ケーブルテレビ等で見ています。そして多くのリーグ、チームの統計関係の本も出版され、多くのアメリカ人が過去の記録、今の記録とチームの詳細ランキングを自分で調べて楽しんでいるのに驚きました。

かれらの統計、記録に対する知識はある意味、アマチュアでも感嘆するぐらいです。そんな人たちがトークンでお金を払い、自分がサブのコメンテーター、(多分アナリスト的な役割と思います。)になり、他の人と競争して、それを聞きたい人がまた、ライブストリームに申し込んで見る。この会社は解説者なしで、仮想通貨でお金を払ってサブの解説者になりたい人達に任せて放送して、それを聞いてみる人から仮想通貨でお金を徴収する。ある意味、インターネットでだれもが発信できる利点をいかしたサービスを提供するという素晴らしいアイディアですね。

ユーチューバーのライブストリーム版でお金を稼ぐ人が出てくるわけですね。それも以前プロスポーツ選手という肩書やプロのアナウンサーという肩書なしで。

まずは女子のプロバスケNFLですが、このサービスはアメリカで急速に広がる可能性があるとおもわれます。以外にこの仮想通貨は価格、流通量合わせて、プロスポーツ中継を席捲する面白い通貨になるかもしれませんのでご紹介しました。