仮想通貨ハッキング損害には、ハンファの損害保険

仮想通貨取引所を狙うサイバーアタックによる被害、現在のところは取引所がなんとかして自己資金で支払っていますが、保険会社の損害保険対象外でした。今回、韓国大手の保険会社が取引所用に損害保険の販売をはじめたようです。

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条件はハンファ保険の条件を満たすのみならず、ハンファを保証する保険会社の条件を満たさなくてはいけないという条件が出ていますが、それがどのような条件なのかは記事に書かれていません。来月からの販売になるようですが、保険料が高すぎる割に、保証金額が低い場合もありえるので、どの取引所もぜひ入りたいというわけではないようです。

現在ビットハブを例にして、韓国で2社の会社の保険に入っていますが、個人情報やシステムに対しての保障で、直接のサイバーアタックでの仮想通貨の盗難損害をカバーするわけではないそうです、

記事によりますと、現在、世界の取引所でハッキングによる保険適応を受けている取引所は皆無といっていいそうです。韓国の取引所も今年の4月から保険会社と業界として打ち合わせを重ねていますが、保険会社もいまいち業界がわからないのか、躊躇していたそうです。

ここからは私の意見ですが、世界的なニュースをみてみても、ハッキングによる仮想通貨盗難の損害保険は今のところないのが現状です。どこの記事を読んでも保険会社が判断しかねる新しい業界であるからです。

それでも、取引所に対してではありますが失われた仮想通貨に対しての保険ができたことは大きな前進ではないでしょうか。

これに合わせて、世界的な規制、ルールを設置していき、仮想通貨保持者の財産を保護していくようになることによって、安定した仮想通貨の取引を提供できるようになることは今後の通貨の流通、価格に間違いなく寄与していくことでしょう。