50ビットコイン払えば、世界のどこに住んでいてもロールスロイスが買えるようになりました。

アメリカのテキサス州ヒューストンにあるロールスロイスのディーラーの話です。

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テキサス州ヒューストンにあるロールスロイスのディーラーであるポストオークモーター社が50ビットコインをビットペイを通して支払えば、世界中どこにでもロールスロイスを送ると連絡がありました。

また、ビットペイの最高商業責任者である、ソニーシンさんも高級自動車販売をビットコインではじめるのにはいい時期であると述べています。

しかし、現状では1ビットコインは7000ドル以下、イーサリアムも10%をこえる価格下落が起こっていて、ゴールドマンサックスも仮想通貨の取り扱いの重要性を下げ、銀行も保管サービス等別のサービスでの取り扱いにしている状況の中で起こったことも伝えています。

ここからは私の意見ですが、ひとまず、車が買えるようになったことが重要なのでしょう。今後の動きはわかりませんが、このような話に乗りたい、値段を気にしない失敗国家の裕福層が飛びつく可能性もあります。裕福層は、自国の経済が全く信用できない状態でロールスロイス側としても信用のおけない国に輸出することを躊躇していいます。そのような国の裕福層は値段と関係なく商品をほしがります。そして、アメリカの制裁をきにせず、いつ辞めてもいい無謀な取引を行う仲買人的なブローカー達によって商品が闇ルートで第三国をとおして目的地に配送されます。そのいい例が、シンガポール米朝会談で金正恩が持ってきたベンツでしょう。このような闇経済の取引の多くがこれから仮想通貨で行われることが考えられます。闇経済の取引通貨の一部が仮想通貨になっただけでも、ものすごい流通量の増加になるでしょう。今回はロールスロイスですが、これから、世界中の車、高級品がこのような取引で取り扱われるようになっていくことは避けられず、仮想通貨の流通量と価格上昇に寄与することは間違いないでしょう。