アフリカで花咲く、ブロックチェーンの技術。
アフリカで、仮想通貨を超えて、ブロックチェーンの技術がこれだけ貢献しています。ケニアからのニュースです。
記事にはブロックチェーンの技術が仮想通貨を超えて、以下の分野で現在生活改善を起こしたと書かれています。
教育
現在、ブロックチェーンが財政面での透明化のみならず、初等教育から中等教育に当たる、成績の記録を保持するのにも貢献しているそうです。
また、チュニジアでは、給食の栄養記録としても使われ、栄養面での成長もたすけているそうです。
ケニヤ政府とIBMはブロックチェーンの技術をつかって、学校の成績のみならず、卒業証書等も企業が確認できるようにするブログラムをつくり、それを高等教育機関や企業が不正なしの記録を見れるようにしたそうです。
健康面
1)食中毒の防止
アアフリカでは食中毒が大きな問題となっています。国際保健機構によりますと、42万人がアフリカと東南アジアで食中毒で毎年亡くなっているそうです。理由は化学薬品か、バクテリアか、寄生虫か、理由が判別しずらい理由でなくなっていました。
しかし、ブロックチェーンで今後、生産地から物流まできちんと記録が出ると、どこで問題がおこったのかきちんと理由が検索できるようになります。一つの例としてウガンダのコーヒー産業でつかわれているブロックチェーンBext360があります。コーヒーの生産地から物流、流通先すべてに記録がなされ、問題が発生すると元に戻されるシステムです。
2)医療の記録
現在世界で4億人が医療にありつけない人たちです。ほとんどはアフリカのサハラ南以下の人たちで、世界の重い病気にかかる25%は個々の人たちです。この地域はとにかくお医者さんがたりません。
その解決としてアメリカのテキサスにあるBitMEDというグループがブロックチェーンのBXM tokenをとおして、医者と遠隔でビデオチャットができるシステムを導入しました。導入2週間でルワンダにて10万人の人がこのチャットの会員になったそうです。
3)登録
医療を受けるにアったって、個人記録、登記が必要ですがアフリカはこの点も劣っていました。サハラ南以下では44%の子供しか出生記録がなく、ソマリアに至っては3%でした。ブロックチェーンの導入により、個人の記録がきちんと残されるようになりました。
今までは子供の出生記録がないためにいろいろな国からのケアが受けられない子供が多かったのですが、ブロックチェーンの記録によってタンザニアではブロックチェーンの赤ちゃんと呼ばれるまでになりました。 また、多くのアフリカの医療現場では電気部族によって、まともな緊急医療が受けられない状態でした。現在はEarth Day Network
というグループがブロックチェーンの技術を使って、学校、医療現場に50か所のクリーンなエネルギーを2020年までに設置するように動いています。最初のプロジェクトはソマリアの病院に風力を太陽光を設置して、エネルギーを医療に使うのみならず、そこで稼いだお金を医療費に回すそうです。
また、 KWHCoinはケニアの道に緊急用の看護婦を設置して、再生エネルギーの財源をエネルギー以外のサービスにも役立てるつもりです。
ケニアの大統領はブロックチェーンは財政面での活用のみならず、選挙、サイバーセキュリティー、土地の登記等多面に活用されるようになるであろうと述べています。
バイアンスのような世界2番目の取引所ですら、ウガンダの地域のコミュニティーの経済的なインフラ事業をCrypto Savannahという会社とパートナーを組んで行っています。
IBMはいろいろなブロックチェーンプロジェクトにアフリカで参加していることを考慮して記事の総括で、アフリカでのブロックチェーンの活用が前例とされ世界のいろいろなところで使われていく起爆剤のようになりつつあることで締めくくられています。
現在、中国を含むアジアの成長である意味、日本よりもキャッシュレスやモバイルペイメントが進んだ国がたくさんあります。それ同様に、アフリカではまづブロックチェーンの発展が進み、中央銀行の通貨でなく、これら上記のサービスの対価、支払いが仮想通貨でおこなわれるようになるのはそれほど遠くないのかもしれませんね。その時にどのようなICOがおこなわれるかも注目していくと掘り出し物があるかもしれませんね。