破産国家が信頼のおける仮想通貨の価値、価格を上げるのかもしれません。
国有化の元で個人財産を吸い上げる左翼の独裁者、いままではいいことなしですが、仮想通貨の保有者にはこんな利点があります。英語を読める方はどうぞ。
現在のベネゼエラは年間100万パーセントのインフレーション中です。このような国では面白いことが起こっているという記事です。
記事から離れて、現在のベネゼエラ経済が破滅状態であることは、私のブログ以外でも、通常のニュースでもみれますよね。
現在のベネゼエラは中央銀行発行の通貨の代わりに仮想通貨のペトロを発行しましたが、期待するほど投資もなく、バックアップする石油もないぐらいひどい状態です。
そんな国ですので、国民はどのようにして財産を守るかという話が書かれています。
その回答が安定した仮想通貨価格だそうです。
安定した仮想通貨の価格というとみなさん??となるでしょう。仮想通貨の問題は乱高下が激しいのが弱点とされていますが、それでも、破産国家の中央銀行が発行された通貨(今回はベネゼエラのボリバーの年率100万%のインフレ)と比べると、乱高下なしに等しいですよね。
多くの国民が、自国通貨を仮想通貨に変え始めて、そして、DASHという企業はベネゼエラ国民が自国サイトで仮想通貨での生活必需品を買えるように攻勢をかけているという記事です。
つまり、仮想通貨は、資源が豊かな、アフリカ、アジア、南米の経済政策に失敗した独裁国家から、通貨を発行する旨味を吸い取っていくということです。発展途上の経済の不安な国は、仮想通貨が今後貨幣経済をコントロールしていく可能性がこの記事から読めると思いご紹介しました。
いくら破産国家と言っても、豊かな天然資源ををバックアップにしている発展途上国はたくさんあります。その資源をバックアップにしてビットコインやイーサリアム等の市場が信頼のおける通貨が基軸となるのであれば、流通量のみならず、価格の上昇は驚くほどになるのかもしれません。
20世紀初頭に金本位制ができなくなったのは、世界経済の拡大でいくら金の価値が上昇しても金自体の流通量の限界で崩壊しました。
21世紀はビットコインのMAXの発行量では足りないぐらいになるかもしれませんね。
そのためにも。信頼のおける仮想通貨をいくつか持っていることは非常にいいことであると思われますが、皆さんいかがですか。