UAEと仮想通貨取引所、どんな影響が考えられますか。

昨日ご紹介した、イスラム法に基づいた仮想通貨の取引所を開設するUAEと中東の話がありましたのでご紹介します。UAEからのニュースです。

ameinfo.com

現状

不動産取引を仮想通貨で。

ImkanというUAEを本社にして、6か国で不動産業を行い、総資産270億ドル、26個のプロジェクトを行う会社が現在、仮想通貨での支払いをサービスに加えようとしています。現状でも仮想通貨でのビックプロジェクトが起こりつつあるのが現状だそうです。

シャリーア法に基づいた取引所。

昨日ご紹介した取引所ですが、ADAB Solutionsというところが立ち上げます。こちらの文章では少し詳しく説明されています。まづ、ブロックチェーンの技術を使ったギャンブル、投機、反モラル的な商品の取り扱いは行わず、イスラム法に基づいて、アルコール飲料関係の商品は取り扱わないそうです。ターゲット層は世界18億人のイスラム教徒、最初の18か月では毎月平均44億ドルを取り扱うのがビジネスプランだそうです。

皆さんが気になるのはICOでしょう。ICOはADABコインという名前で、早ければ9月にICOを行う予定だそうです。

また、米国法人のSeccurencyという会社が、アブダビにベースを置き、アブダビのプラットフォームをきちんと暗号資産として世界中の投資家に提供する予定だそうです。

問題点?

問題点はサウジアラビアが暗号通貨に対して否定的な意見を発表しました。しかし、

Bitoasisという会社(サウジアラビア、UAE,カタールオマーン、クエート等を拠点とするウォーレットサービス会社)はサウジアラビア政府の見解は今季あの仮想通貨取引所設置には何ら問題がないと確認しております。

最後にUAEでもビットコイン2万ドルから7000ドル以下になり、価値の70%を失いましたが、これから急激にあがるのではと予測して記事をしめています。

 

私たちにとっての重要点

記事の内容を細かく書いても雑学が増えるだけでしょうけど、数字はうそをつきません。今後の18か月で毎月44億ドルの取引をおこない、将来は18億人のイスラム教徒を顧客に取り込もうとする取引所がADABというトークンを発行する。早ければ9月中にICOを行う。これをどうするか。そこは皆様の判断ですね。