UAEにて、シャリア法(イスラム法)に基づいた仮想通貨取引所が開設されます。

朗報です。オイルマネー流入も考えられます、イスラム教徒むけの仮想通貨取引所が開設されます。驚くぐらいの資産が仮想通貨に注入されるのではないでしょうか。

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簡単にシャリーア法を説明します。海外のテレビニュースをみていると時たまでてくるので以前興味があって調べてみました。日本でいう六法全書国際法を組み合わせたようなものです。広範囲にイスラム教徒の生活の中のルールを決めたようなものと理解していればいいと思います。

ただ、法律とは言っても私たち日本人の価値観とは違います。例えば

1)女性は男性の従属物である

2)妻、娘が父親に歯向かったら、殴っても、傷つけても、殺してもいい。

3)女性がレイプされた場合は4人の男性の目撃者がないと逆に罰せられる。

上げればきりがないのですが、むちゃくちゃな法律にしか見えませんが現実はオイルマネーを握っている中東の大多数はこのシャリーアを基準にして生活しています。

また、金融でいうところのシャリーア法では

1)利子の受け渡し禁止

2)投機的取引、賭博行為の禁止

3)不確実な取引禁止

賭博ではないですが、この上記ルールが仮想通貨へのイスラム教徒への参入を妨げるシャリーアの金融法でしょう。

 

このシャリーア法がどのように仮想通貨と仮想通貨の取引所にうまくあてはまるのかはわかりませんが、一つ言えるのは、このシャリーア法に基づいた取引所という名目によって、多大のオイルマネーが流れてくる可能性が高いことが今回の重要なポイントです。

上記英語記事にはおもしろいこじつけがかいてありました。イスラム法において、政府発行の通貨自体が暴利で、顰蹙を買うものと定義されています。ただ、仮想通貨の価値は市場によって決められるので、政府が政策によって勝手に通貨を印刷するような。まさしく暴利をむさぼり、顰蹙を買うことも出来ないところがいいところであると書かれています。(こじつけにしか私は聞こえませんが)

どちらににしろ、世界には18億人のイスラム教徒がいます。彼らが仮想通貨に参入するのを妨げていたシャリーア法、それを逆にとってその法律に合わせた取引所ができたのであればものすごい金額が仮想通貨の売買に使われ、流通量も莫大に伸びることだけは確かです。

これによって、仮想通貨の流通量が急激に増えて、私たちに価格上昇という恩恵をもたらす可能性が高いので今回ご紹介しました。