仮想通貨に反対するインド政府がインドの中央銀行に仮想通貨の調査部署を設置しました。

以下からの引用です。

www.financemagnates.com

題目は、インド準備銀行(中央銀行)が静かに仮想通貨の調査部署を設置しましたという題目で始まっています。また、来月9月には仮想通貨の規制を発表する予定だそうです。

記事によりますと、仮想通貨に反対のインド政府でも、中央銀行であるインド準備銀行が現行の法律でいかに規制をかけていくかの議論はなされていたようです。

インド政府は昨年から

11月 仮想通貨取引所の閉鎖提案

12月 仮想通貨は詐欺の1種

 1月 仮想通貨は通貨としては認められない

 

などと、否定的はステートメントをくりかえしてきましたが、4月にインドの金融機関に仮想通貨取引所との関係を切るよう勧告しながら仮想通貨を決して禁止してきたわけではなかったそうです。

また、インドでは仮想通貨関係の詐欺や犯罪もいくつか起こっていましたが、全世界のビットコインの取引の10%はインドからだったそうです。また、取引所も仮想通貨から他の仮想通貨への取引は継続して取引所がおこなっているのもあり、きちんとしたルールを作らざる得なくなってしまったと記事に書いてあります。

市場の需要に政府が屈してしまった前例になりますね。政府の傘下にある中央銀行の発行する通貨を脅かす可能性がたかい仮想通貨。なんとかして世界6位の経済期後のインドが止めようとしましたがもはや不可能であることを認めざる得なかったのでしょう。

これからも、仮想通貨を止めようとする政府はコントロールすることができず、仮想通貨を使って運営しようとする失敗国家(ベネゼエラ、イラン他)も信用がない仮想通貨しかつくれないので市場から無視されるでしょう。

市場の需要、供給のみが価値を決める仮想通貨は、今までとは想像できない規模で

FIAT CURRENCYの役割をうばっていくでしょう。