急激に流通が増えそうな仮想通貨とプロスポーツ興行の関係
世界的なプロスポーツイベントで、ブロックチェーンを使ったチケット販売実験が成功しました。これから、ブロックチェーンでのビックマッチの販売が一般化するかもしれません。
ヨーロッパのサッカーシーズン開幕を告げる、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)が開催するスーパーカップ(ヨーロッパのチャンピオンリーグチャンピオンとヨーロッパリーグのチャンピオン)の試合で、ブロックチェーンを使ったチケット販売がおこなわれました。
今回のチケット販売で、ブロックチェーンを使ったアプリでチケットを携帯に送る形で行われました。
ヨーロッパサッカーのビックマッチにおいての主要な問題は、スタジアムシートの不足とITによる偽造チケットの精巧性を相まって、今まででは沢山の偽造チケットで観客が入場し、収容人数以上の観客数、偽造チケット二よる重複した席という危ないなかでの試合が行われてきたのが大きな問題でした。
また、現在のシステムでは、ダフ屋のチケット大量購入によって、販売価格の何倍ものチケットをスタジアム外で売っているような状態になっていました。
しかし、ブロックチェーンの技術を使うことによって、本当に試合を見に行きたい、身元の分かる登録した人のみへの販売となり、偽造チケット、ダフ屋の排除ができるようになったそうです。
今回のスーパーカップ前の、ヨーロッパリーグ決勝の50%のチケットも今回のブロックチェーンの技術に基づいたチケット販売がなされたそうです。
英語ではありますが、UEFAが今回のチケット受け取りシステムを説明しています。画像を見ればわかると思います。
これから、このようなブロックチェーン(仮想通貨)は、世界中のスポーツ興行のみならず、ビックスターの音楽興行でも使われていくのではないでしょうか。支払いも近いうちにチケット販売用の仮想通貨での支払いオプションになっていくでしょう。それを含めてこれから、チケット販売を専門にした、ブロックチェーンの仮想通貨に注目していきませんか。