ブロックチェーンのおかげで、最高品質の安全な牛肉の生産が可能になりました。

アメリカのNHKというべき、公共放送のNPRのニュースです。

www.npr.org 

アメリカのワイオミング州の酪農家の話です。

以前、酪農家の旦那さんの洋服と一緒に誤って、酪農牛の成長記録のノートを洗濯してしまい台無しにしてしまったことを引き合いに出して、今ではブロックチェーンで記録を残していくのでその心配はなくなったことが書かれています。

また、ブロックチェーンのIT革命のおかげで、牛肉が出荷されたときにQRコードを付けることによって、その牛が出荷されるまでの成長記録(何を食べさせてきたか、予防接接種はいつ受けさせたか。どこでどんな生活をしてきたか。)を見ることができるようにして、牛肉の安全のみならず、その出荷した牛肉の付加価値をつけることに成功したことが記事に書かれています。

ただ、問題もないわけではないそうです。ブロックチェーンのシステムをよく理解できていない人が無理に使うことによって逆に市場価格に合わないコストをブロックチェーンの技術に酪農家がお金をつぎ込んでしまう点、データーを歪曲できなくはない点(都合の悪いデーターを後で間違えたと入力する等)完ぺきではないのが心配のようです。

しかしながら、ワイオミング州では、牛は、自然の草を食べ、自然のきれいな水を飲んで、自由に歩き回っている牛の記録を見れることは消費者の購買時には、付加価値をつけるのには悪くはないようです。

こんな、肉を将来はワイオミング州の畜産業界が海外に直接配送する時代もくるのかもしれませんね。支払いはこのブロックチェーンを使った仮想通貨で。自由貿易がすすむとんどんそんなサービスも増えてくるのではないでしょうか。