仮想通貨取引所のハッカーとの闘い、分散化?中央集中化?
アメリカのNASDAQ空の記事です。個人的に面白かったので載せます。英語の読める方はどうぞ。
記事によりますと、2011年以降、仮想通貨を取り扱う取引所で57のハッキングがあったそうです。総額1800億円以上です。
昨年だけでも
Coincheck $535 million USD, (600億円)1million=1億1300万円
Bitgrail $170 million USD, (192億円)
Coinrail $40 million USD, (45億円)
Bithumb $30 million USD (34億円)
と取引所からお金がとられているそうです。
理由は取引所が分散化して作られた仮想通貨を取り扱うのに対して、取引所のシステムは中央集中化したシステムをつかっているからです。
この場合の中央集中化とはいかになります。口座を使うにあったって、顧客は
1)名前
2)誕生日
3)住所
4)SSN(米国の個人の納税番号です。個人を見分けるときに、電話、ネットバンキング等で使われます。)
これらの情報を入れてから取引を行います。これだけの情報を得れれば、日本のネットバンキングでもハッキング可能でしたよね。この頃の日本の銀行は上記プラスワンタイムパスワードで対応していますが。
上記の反省もあり、最近の取引所はブロックチェーンの技術を使った取引所を開き始めつつあるそうです。この場合の分散化は口座を使うにあったって、顧客は
1)ウォーレットのアドレス
これだけでおこなうそうです。これだけですと、今までのハッキングはできないそうです。
とはいいながらも、いまのところ、分散化の方が優れているわけでもないそうです。そのためか、現在、両方のシステムが競争し会うかのように、試行錯誤でハッキング防止策を考慮中だそうです。
NASDAQの見分では今のところ、両方が競争するかのように改善中であることが重要で、仮想通貨市場の今後の成長には奨励されることとで締めています。
私ですと、ウォーレットアドレスだけですと間違っていないか怖いので、住所と他の情報があわないという気持ちもありますが、かといって中央集中化による情報も今の世界では簡単に盗めるとなるとどうしていいかわかりませんが、みなさんでしたらどうしたらいいかわかりますか。