香港で気軽にビットコインでの買い物、食事ができるシステムの実験がはじまります。

香港の有力紙、サウスチャイナモーニングレポートからの引用です。英語の読める方はどうぞ。

www.scmp.com

記事によりますと、クレジットカードの支払いの時に使うような機械とネットワークのサービスをしているインドネシアの会社が、香港を実験台として、仮想通貨での、買い物、食事を気軽にできるようなシステムを香港の小売店と一緒に実験を行うそうです。

来月の終わりまでに5500か所での仮想通貨での支払いが可能になるシステムを作り上げるそうです。

記事にもかいておりましたが、香港はこのような実験をおこなうのには非常に適した場所であることが香港を選んだ理由だそうです。

現状の香港は

1)香港政府の金融機関はまだ仮想通貨を通貨としてはみとめていない、1種の商品扱いである。

2)面積は東京都の半分ぐらい、(NYCの90%)

3)人口は700万人を超える過密都市

4)一人当たりのGDPは日本より高い、4万ドル超え

高収入、過密都市、狭い範囲、政府がそれほど仮想通貨の流通に積極的でない。ある意味理想的な実験場所であるかもしれませんね。

香港での実験を検証して、こちらの会社は2021年までに10万か所の支払い可能な店舗を東南アジアにおくつもりだそうです。

現在、東南アジアの経済はうなぎのぼりです。東南アジア人の海外旅行はもちろん、そその地域以外の人たちの、東南アジアの観光地としての人気は非常に高く、タイ、マレーシアなどは日本より多くの外国人観光客を受け入れています。

香港、東南アジアでのシステムが出来上がれば、海外旅行の支払いはクレジットカードを使うかのように仮想通貨での支払いが一般的になるかもしれません。流通量が増えることによって、利便性が増し、仮想通貨の価値はもっと上がっていくでしょう。