スイスのクリプトバレー、ZUG(ツーク)をしってますか。

仮想通貨とは直接関係ないはなしかもしれませんが、ヨーロッパのブロックチェーンの創業中心地、仮想通貨のシリコンバレーであるツークを消化した記事です。英語を読める方はどうぞ。

www.pymnts.com

ツークという町は人口3万人ほど、以前は農業や重工業メインの産業の街でした。人口の30%は外国人で、開放的な文化、プロのビジネスマインドをもった人が多く、法人税率が低いので多国籍企業が本社を置いているのが今までのツークです。

また。保守的でない、プロのビジネスマン達がおおいので、最近では仮想通貨のような新規ビジネスを置け入れるキャパも高く、投資家、エンジニア、商法等の専門家もおおいので新規事業にはうってつけの場所とされてきました。

一部の会社では報酬を現金ではなく、仮想通貨で支払い始めている会社もあるそうです。

また、商取引においてのキャッシュバック、ポイントバックでなく、仮想通貨でのトークンバックを始めているようです。

ある会社の社長も、ツークの新しいビジネスに対する開放的な文化、優れたエンジニア、スイス政府の法人税優遇策がマッチしてツークの町が仮想通貨のシリコンバレーとなることは自然なことと述べています。

また、人々の生活にもどんどん活用されてきています。ブロックチェーンを使った選挙の投票システムがツークでは行われ始めました。

仮想通貨での給与の支払い、キャッシュバックでなくトークンバック、ブロックチェーンでの選挙投票システム、低い法人税と未来の都市の先駆けでとても魅力的ですが残念な点は物価が非常に高いところだそうです。

でも、物価が高くとも、この小さい町で出会える人材に勝るものはないそうです。これからのツーク発の会社で思いがけない新しいブロックチェーンのアイディアをもった会社がでてくるかもしれませんね。

人口の30%が有能な外国人なんて、新しビジネス、文化を受け入れやすい文化を持つ町なんて、うらやましい小さな町ですね。