近未来に仮想通貨が政府発行の通貨にとって代わるという予想も出てきています。
世界のトップスクールであるインペリアルカレッジロンドンが発表した記事です。
英語の読める方はどうぞ。
Bitcoin Watch – New research suggests Cryptos will replace traditional currency – Blue Swan Daily
今回の発表は金融機関ではなく仮想通貨によって自分達の利益がもたらせるために誘導した記事を書く必要のない学術機関からの発表です。
仮想通貨が政府発行の通貨(FIAT CURRENCY)の代わりになるためには以下の条件が必要とされていると分析しています。
1)貯蓄する価値のあるものである。
2)仲介する取引場所がきちんとある。
3)そのものの口座が数多くある。
現在、インぺリアルカレッジからみて、1)はすでに合格ライン、でも2)と3)がまだすこし弱いので今のところは政府発行の通貨の代わりにはなれないという結論がでています。
でも、これはまさしく過渡期の問題ではないでしょうか。
現在多くの中国人観光客の日本旅行での不満はネット決済ができないことです。そんなネット決済途上国である日本でも、ほとんどの人が少なくともアマゾンやヤフーショッピング等のネットでの買い物を経験していると思います。支払い方法が、クレジットカードからか、自分の銀行口座からの引き落としか、ネットでもポイントからかですが、それに仮想通貨が入ってもほとんど抵抗がないのが現実ではないでしょうか。
仮想通貨の使用、流通の各国政府の規制は別としても、2)、3)が増えていくのは自然のなりいきであると思います。
また現在のインターネットでの商取引が普通となっている世の中で、特定の仮想通貨での支払いは割引というキャンペーンは10年以内には日常で当たり前になっていくのではないでしょうか。
近いうちに特定のサイトでは支払いは仮想通貨のみ、そのサイトで簡単にFIAT CURENCYから仮想通貨に交換できるようになる時代も十分想像できますよね。
それも持っても、ビットコイン等の仮想通貨の価値はまだまだ急上昇していくのではないでしょうか。