FACEBOOKが仮想通貨の広告を受け入れ始めました。
英語の読める方はどうぞ。
今朝一番のニュースですが、広告を受け入れるにあたってのルールは以下のようです。
１）FACEBOOKの書類審査を通してパスした会社
２）ICOの広告は不可
１）の条件としては、会社の登記を証明する書類の提出のみならず、会社の株式がきちんと公開されていること。つまり、会社が幽霊会社で詐欺通貨ではないことを証明できる会社のみ受け入れるようです。ハードルが非常に高く、他の業界できちんとした商取引をしている会社でないといけないので間違いなく、よほどのことがないかぎり詐欺にはあわないでしょう。
それでもICOに関する広告は受け入れないようです。ICOについてはあまりに詐欺がおおいのでそこを避けるのでしょう。
今回の決定はFACEBOOKにとって、自分たちが仮想通貨を始めるにあたっての市場調査に役立つでしょう。FACEBOOKに広告を載せたいブロックチェーン関係（もしくは仮想通貨）の会社はたくさんといるでしょう。その会社がどのようなビジネスをおこなっているのか、広告掲載の申請時に細かく情報がのっているのでFACEBOOKとしては、いいとこどりができる、ただ同然で情報を得られる利点が大きいですね。
また、これはFACEBOOKが今度発行する仮想通貨を買うべきであるということもふくんでいるのかもしれませんね。
FACEBOOKのようなバックアップがしっかりしている会社、屋台骨をつぶしてしまうような通貨の発行はFACEBOOK自体が許せないでしょうし、どのような形になるのかはわかりませんが、ブロックチェーンの技術と自分たちのIT技術を融合してまだ私たちが想像できないものを作り上げ、それをしっかりした親会社がバックアップするようなことだけはわかりますからね。
なかなかいいニュースをこのごろきかない仮想通貨ですがその中でも興味をひく記事ではないでしょうか。
