仮想通貨の登場で、ドル本位の国際貿易が脅かされる可能性が出てきたようです。

英語の読める方はどうぞ。

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記事によりますと、第二次大戦中の為にイギリス経済が弱くなったために、1944年のブレトンウッズ体制によるドル中心の国際貿易が仮想通貨の登場によって終焉を迎えつつあるのではという記事です。現在の国際社会においては、ドルのほかに円やユーロが国際通貨の役割をはたしてきましたが、

1)中国の興隆

2)北朝鮮の核問題による米中関係への影響、また、付随して日本への影響

3)ヨーロッパとアメリカの関係が今ほどみつでなくなり、独立したパワーとなりつつある兆候

などの国際社会の環境によってドルベースの国際貿易が仮想通貨への移行とまではいきませんが、圧倒的な影響力をドルが国際貿易で失うのではと予想されています。

今までは、金の流通量に限りがあったために、アメリカの信頼におけるドルがそのかわりでした。またドルに代わるほどの通貨がなかったためにドル本位での貿易となっていましたが、それを超えるぐらいの潜在性を仮想通貨がもっていると認識されてきたんでしょう。それ故に、仮想通貨はまだまだ価値が上がっていくのではないでしょうか。