タイの中央銀行は仮想通貨の市場への流通より違った意味で仮想通貨の導入を考えているようです。

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簡単に説明しますと、タイの中央銀行は仮想通貨を発行して市場に流通させることよりも、中央銀行と銀行間の銀行間決済に仮想通貨を使用するために、仮想通貨の発行を考えているようです。中央銀行にとっては、早く、安く銀行間との取引でお金を動かせる、ブロックチェーンシステムの仮想通貨は便宜上、とても効率的と考えているようです。すぐに導入をするわけではありませんが、導入を真剣に考慮していくようです。

ブロックチェーンによっては、銀行がいらなくなると多くの英語の経済記事で書かれていますが、中央銀行自身が、中央銀行と民間銀行との、銀行間取引に使いたくなるぐらい、素晴らしいシステムがブロックチェーンのシステムなのでしょう。それに付随する仮想通貨は通貨を発行する中央銀行ですら、自分たちが通貨を発行するシステムより優れていると認めたことになるでしょう。

中央銀行も使用を始めるということは、仮想通貨は全く価値のないものではないことを証明しています。また、詐欺通貨を除いてですが、ある朝、いきなり紙くずにはならないということを証明したようなものです。

信頼のある通貨は、上記の例をとっても、まだまだ価値が上がっていくのではないでしょうか。